どうも!コバヤシです。
娘が学校で骨折しました。いや、大したことないんですけど。右手中指の第一関節をやっちゃったそうです。
で、ちょっと思ったことがあるので書いておきます。
娘が骨折?
カミさんからLINEが入ったのは10時すぎだったでしょうか。「学校から電話があって娘がバスケの授業で骨折したかも」とか書いてあってあせった。
いつもは盛大にサボってて駆けつけることができるのに、その日に限って忙しいなんて!お父さんは行ってやることができないよ!
カミさんに電話をするも、カミさんも仕事中なので出ず。
あせる。
昼過ぎに電話がつながりました。そこでわかったこと。
・1時間目の体育の授業のバスケでやっちゃった
・痛みが引かないので保健室にいったら「折れてるかも」と言われた
・本人も電話口に出て病院に行くのは学校が終わってからでいいと言った
・折れたっぽいのは右手の指
とりあえず突き指じゃないの?とは思ったんだけど、学校サイドは病院行かせろよな。
学校の対応に「?」なれど気にせず
カミさんからの報告によると、学校の先生は「本人が大丈夫と言ってるので病院には行かせてません」と言ったとか。
は?骨折してるかもって状態なのに?普通、大事をとって病院行かせるんちゃうの?ていうか我が愛娘の怪我なのに!?
ぼくはここでモンスター・ペアレントと化し「くおらああああ!!!ワレこらなんで病院に行かせへんのじゃコラ指がどうにかなったらどうしてくれるんじゃコラどうおとしまえつけんねんコラ」とか学校に言っ……たりはしません。
アホでバカな親とかは学校に乗り込んじゃったりするとか聞いたことありますけど、体育の授業で、ましてや球技やってて全部の生徒をカバーするのは無理でしょう。今回みたいな突き指の延長みたいな骨折の場合、娘の不注意ってのが大半の原因ですからね。まぁ、そうじゃなくても能力低そうな先生ですし。
だから、「本人が大丈夫って言ったから」という、まるっきり責任感がなさそうな理由で病院に行かせなかったことなんか気にしません。これが頭蓋骨がパックリ割れてて脳味噌出てるのに「本人が大丈夫って言ったから」とか言ってたらバズーカ持って学校に乗り込むところですけど。
娘が「大丈夫」と言った理由
家に帰ってから娘と話をしたんです。
「大丈夫?痛くなかった?」
「痛かったよ」
「じゃあ何で病院に連れて行ってもらわなかったん?」
「だってお母さんとか先生とかに迷惑かかるでしょ。いっつも言ってんじゃん」
ハッとしましたね。
ぼくは子供らにあんまりうるさいことは言わないのですが、ただひとつ、「何やってもええけど人様に迷惑はかけるな」ということだけはことあるごとに言い聞かせています。
娘はぼくが言っているとおりにしようとして病院に行かなかったのです。何て真面目で律儀なんでしょう。普段は結構ちゃらんぽらんなくせに。しかしそのせいで、ぼくのせいで病院に行けなかった!
教育ってムズカシイね
これはちょっと考えなきゃいけない問題です。
ぼくがいい気になって諭してることが、場合によっては子供たちの足枷になるかも知れない。今回のような大事に至らない状態ならいいんですけど、すぐに病院に行かなくてはならないようなときだったら?考えたらゾッとします。
これは学校に「こういうときは連れて行けよ」と言って解決する問題ではありません。状況によって我が子らが自分で判断して行動できるようにしておかなければいけません。
今回、娘が骨折して起こったことで、ものの教え方、言い方を改めて考えようと思わされました。自分の教育(なんていうほど大層なモンでもありませんが)を見直すいい機会にはなりましたね。
あ、ちなみに骨折は本当に大したことないようです。ご心配なく。
ではまた。