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大阪を離れた大阪人が大阪に帰ったら食べたい大阪名物、「肉吸い」

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「あー、大阪帰りてー!」なんてことを時々思ったりするぼくですが、大阪を愛する大阪人として、ぼくが大阪に帰ったら真っ先に食べたい大阪名物ってのがあります。

それが「肉吸い(にくすい)」です。

お好み焼き、たこ焼き、串カツ、はたまた551の豚まん及びアイスキャンデーなど、大阪名物は多々あれど、やっぱり一番食べたいのは肉吸いやなぁ。

みなさん知ってます?肉吸い。コンビニや牛丼の『なか卯』で発売されたりして全国で食べられるようにはなってると思いますが、やっぱりオリジナルの味とはちょっと違ったりしますし、なんだかぼくの周りにも知らない人はまだまだいるので、ここでいっちょご紹介しようと思いますやで。

肉吸いって?

肉吸いとは、肉うどんからうどんを抜いた食べ物です。文章だけ読むと「は?」ってなっちゃうと思うんですが、ホントなんです。

かつおや昆布からとった大阪らしいダシのスープに肉がたっぷり入っていて、さらに半熟卵とネギという最強の脇役も入ってるうどんのうどん抜きなんです。

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(画像掲載元:肉吸 - Wikipedia

この一番右の器が肉吸いです。言われんでもわかるか(笑)

これがまーウマい。サイコー。

肉吸い発祥の店「千とせ」

この肉吸いは、大阪は難波千日前にあるうどん屋「千とせ」で生まれました。

この「千とせ」、大阪のお笑いの聖地である「なんばグランド花月(NGK)」のすぐ近くにあり、多くの芸人さんに愛されていて、さらには肉吸い発祥の店として観光スポットと化しているため、なかなか盛況のようです。

もし、行って肉吸いを食べてみたい、と思っているなら並ぶ覚悟が必要。割と並びます。そこまでして食べるべきモンですけどね!

ちなみに、上の画像では卵かけごはんも一緒に写ってますけど、「千とせ」で肉吸いを食べるときはこのセットが定番です。

そしてこの卵かけごはん用の醤油はAmazonで売られてたりします。さすがシッカリしてはりまんな!

肉吸い誕生秘話

それではここらで、この“うどん抜きのうどん”という奇天烈なメニューがどう生まれたのか、それを書きましょう。実は、とある芸人さんが肉吸い誕生に関わっているんです。

その芸人さんとは花紀京(はなき・きょう)師匠。

DVD-BOX 花紀京~蔵出し名作吉本新喜劇~

もう亡くなってしまいましたが、吉本新喜劇の座長を長らく務めた方です。弟子にはチャーリー浜さん、間寛平さん、レツゴーじゅんさんという名だたる芸人が名を連ねています。

そんな花紀京さんが、二日酔いの状態で出番の合間に軽い食事を取るべく「千とせ」にやってきたときの注文が「肉うどん、うどん抜きで」。先代の店主がこれに応えたのが肉吸いの始まりだということです。その後、クチコミで評判が広がり、肉吸いは超人気のメニューとなりました。

最後に

まぁ、ぼくが住んでたのは大阪の京都寄りの方なのでそんなにしょっちゅう食べてたワケでもないんですが。それでもミナミに遊びに行くってなったら割と食べてましたね。

ああ、書いてたらむっちゃ食べたなってきた。

今度帰省したら絶対食おう。みんなも機会があったら「千とせ」に行って食べてみてくださいな。