最近、なんだかやたらとAmazonのレビュー欄の内容について話題になっています。
★5はサクラやステマだから★1を見ろ、いや★1はバカと貶すライバル社だけだから2~4を見ろ、いや最近は★5ばっかりだと怪しまれるからサクラは★4を混ぜている、だのなんだの。
やらせだ信用棄損だと実際に刑事罰を受けている事例もチラホラ出てきました。そうやって話題になってるということは、Amazonのカスタマーレビューを見て「ええっ?ヒドい…」と思ってる人も多いんでしょうね。
でもねぇ、Amazonのレビューなんかどうでもよくない?あんなの参考にしてる人いるの?ってカンジなんですよね個人的には。
まぁ、これは口コミ全般に言えることですけども。
Amazonのレビューなんかアテになるはずがない
まぁそもそも、インターネット上のテキストなんてほとんどがゴミでアテになるものではなく、Amazonのレビューだって例外ではないわけです。
なんでゴミばっかりかと言うと、個人が自由にネットで発信できるからであってそれは大変素晴らしいことです。日本は素晴らしいなぁ。
まぁ、サクラやステマやバカばっかり、そうじゃなかったら中身スッカスカなのばっかりで辟易するのはご愁傷様な状態ではあるんですけども、それは当然なんですよ。
自分の商品を不必要に貶められた会社なんかが信用棄損で訴えたりするのは当たり前なんですけど、個人の消費者がそのレビューに対してヤイヤイ言うのはお門違い。
あんなのアテになるわけないんです。
自分で情報を取捨選択すべし
そもそも、Amazonのカスタマーレビューは個人が感想を書いているものですからレビューというよりコメントだと思ったほうがいいでしょう。レビューを見たかったらちゃんと使った人のブログなりサイトなりを読んだほうがまだいい。
でもやっぱり自分の嗜好と合うような感想を書いている人も居たりしますから読むこと自体は無駄ではなく、要は読むべきレビューと読む価値がないレビューは自分で取捨選択するべきだということです。
Amazonのレビューに限らず、ネットを見るときに「ゴミばっかりだ!」とか「必要な情報が埋もれている!」なんて言ってる人いますけど、そんなのアナタにとっての話で、自分でちゃんと自分のための情報を探し出しなさいよ。
ゴミの山の中を宝を探し出すときに口だけ動かして「ゴミばっかりだ!」といったって宝は得られません。実際に自分でゴミをかきわけて汚れまくって宝を探さなきゃダメです。
文句言ってるは口だけなことが多い。
参考になるならないは自分で決めよう
インターネットから情報を得るということは、並んでる宝から好きなのを選ぶ作業ではなく、ゴミの山の中から宝を探し出す作業だということです。
もしかしたら漁ってるゴミの山には求める宝はないかもしれない。それでも漁るしかない。誰か宝を取り出して並べてくれ!と言ったって無駄です(「知りたい情報が埋もれてる!検索上位は公式ばかりだ!」と言う人はこのタイプが多い)。
Amazonのレビューの話に戻しますと、もっと淡々と読んで「あ、これはステマだな」「サクラだ」「コイツアホやな」と分けていけばいいんです。「そんな時間ない!有益なレビューだけを見たい!」とか言うならむしろ参考にするのをやめるべき。自分の感覚で自分の責任で買えよとしか言いようがない。そういう人ってその責任を他人に委ねるためにレビュー読んでるんですかね。そうか、だからAmazonのレビューなんてものにあれこれ言うのか。ほっとけそんなもん。
最後に
とはいえ、Amazonのレビューなんて玉石混交なものをまるっと信用して参考にする人が多いからステマやサクラに使われるんですよね。
フィッシング詐欺メールがなくならないのも同じ理由なんですけども。
なんだか危険だなぁ、「いい人」ばかりで。