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バスケットボール男子アメリカ代表、初代ドリームチームは正にドリームチームなのだ!

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バスケットボール男子アメリカ代表のことをドリームチームと言ったりしますが、今回はその初代、オリジナル・ドリームチームのことを書きます。

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基本的にドリームチームといったらこの初代ドリームチームをおいて他にないのですよ。

チーム発足

1988年のソウルオリンピックで、バスケトボール男子アメリカ代表は大学のスター選手で編成されていて、金メダルは確実とアメリカ中が考えていましたが、結局銅メダルに終わってしまいました。その結果、次のバルセロナオリンピックではアメリカ発祥のスポーツであるバスケットボールの金メダル奪還はアメリカの悲願となります。

ちょうどその頃、「世界最高水準の選手が出場すべき」というサマランチ国際オリンピック委員会会長のもと、オリンピックにプロが出場することを認める機運が高まり、実際にプロ選手の出場が容認されました。

そのため、アメリカは恥も外聞もオトナ気もなく金メダル奪還のためのチームを編成します。すなわち、NBA選手の招集。NBAは最初は選手の派遣に消極的でしたが、やはり金メダル奪還のアメリカの悲願を無視することができなかったのでしょう、最終的には最高の選手をオリンピックに派遣することになります。

USAバスケットボールは最初にマジック・ジョンソンに声をかけました。マジックはHIV感染を理由に突然引退したところでしたが、参加することになります。そして、初めはこのチームに参加することに消極的だったNBA選手たちは、マジックの説得によって参加することになります。

そうして豪華すぎるメンバーが集まり、そのチームはいつしかドリームチームと呼ばれることになります。

オリジナル・ドリームチームメンバー(背番号順)

4 クリスチャン・レイトナー

5 デイヴィッド・ロビンソン

6 パトリック・ユーイング

7 ラリー・バード

8 スコッティ・ピッペン

9 マイケル・ジョーダン

10 クライド・ドレクスラー

11 カール・マローン

12 ジョン・ストックトン

13 クリス・マリン

14 チャールズ・バークレー

15 マジック・ジョンソン

どうです、すげぇとしか言いようがないこのメンバー。どのポジションも死角なしですよ。

ひとりだけアマチュアのクリスチャン・レイトナー(デューク大学)が選ばれていますが、これはひとりだけアマチュアを入れるというUSAバスケットボールの方針によります。最後までこの一枠をレイトナーと争ったのが、あのシャキール・オニールです。ロビンソン、ユーイングというセンターが居るのでシャックが外されてもしょうがなかったですね。

このチーム以降、バスケットボール男子アメリカ代表は招集のたびにNBA選手で形成され、ドリームチームと呼ばれるのですが、最高最強はやっぱりこの初代のオリジナル・ドリームチームでしょう。

それどころか、NBA歴代選手からチームを作れと言われたらこのチームになっちゃいそうじゃないですか。今をときめくカリーやレブロンなんかも入れるかどうか怪しいかも知れません。

実際、「NBA史上の偉大な50人の選手」にこの中から10人が選出され、NBAでMVPを獲得した選手は7人、殿堂入りは11人にのぼるそうです。そりゃ最高だわ。

バルセロナオリンピックでのドリームチーム

結果は金メダル。当然ですが。

全試合で100得点以上、平均117.3得点という記録を打ち立て、最少得点差も決勝のクロアチア戦の32得点と他の国を圧倒しまくり、もう余裕の金メダル。

しかも、選手村には宿泊せず高級ホテルに泊まり、カジノ行ったり王族と食事会を開いたり、とにかく遊びまくってヘロヘロな状態で試合に臨んだにもかかわらずこの結果なのです。

 

ぼくとオリジナル・ドリームチーム

そのころぼくは、アメリカの4大プロスポーツ(NFL、MLB、NBA、NHL)にドハマリしている時期で、このドリームチームを知ったときとにかく興奮してました。オリンピックを心待ちにしていたのは後にも先にもこの大会だけです。

そして、全試合を録画して何回も何回も観てましたね。

NBAのまんまのラフなプレーでブーイングを受けることになったバークレーはすっかりこの大会ではヒール役になってしまいましたが、試合開始前の入場で早くも起こったブーイングに手を挙げて笑顔で応えてる姿にぼくは参ってしまいまして、この大会以後、強烈なバークレーファンになりました。

あと、ユーイングのバルセロナ仕様のバッシュ、バークレーのレプリカユニホーム、ドリームチームのマークのキャップでキメたりしてましたよ。

最後に

このチームをタイムリーに体感することができたのは、ぼくにとってはラッキーとしか言いようがありません。ぼくだけでなく、多くの人にとってそうだったでしょうね。それくらいのチームでした。

またあんな興奮を味わいたいなぁ!