『パラッパラッパー』、懐かしい。みなさんはご存知ですか。いわゆる“音ゲー”、“リズムゲー”はこの『パラッパラッパー』から始まったんですよ。
その『パラッパラッパー』が20周年だそうです。なんとまー時の流れは早いモノです。
というわけでぼくとパラッパについて書いていこうと思います。
『パラッパラパー』って?
『パラッパラッパー』 (PaRappa the Rapper) は、七音社によって制作されたプレイステーション向けゲームソフトのタイトル、またはこれを原作とするテレビアニメのタイトル。
1996年12月6日にソニー・コンピュータエンタテインメントが発売。音楽をミュージシャンの松浦雅也(元PSY・S)、キャラクターデザインおよびコミカライズをロドニー・アラン・グリーンブラット、ゲームシナリオを伊藤ガビン、セリフなどをMC RYUが手がけた。音楽(手本のリズム)に合わせてボタンを押してラップするというゲームシステムの音楽ゲーム。
松浦雅也さんの音楽にロドニーのキャラでかなりポップに仕上がった印象ですね。シナリオはガビンさんでしたか。知ってる人は「ほえーっガビンさん!」ってなる情報かもしれません。ちなみに、伊藤ガビンさんは元ログインの編集者です。その後もビビッドな活躍をされていますが割愛します。あと、松浦さんは元PSY・Sだし、ロドニーさんはパフィーのジャケット絵などでも有名ですよね。
ちなみに最初のころ良く間違われてましたけど、読みは『パラッパ・ラッパー』です。『パラッ・パラッ・パー』ではありません。ちなみに、海外版は正しく『Parappa the Rapper』と表記されてますが、キッチリ『パラッパ・ザ・ラッパー』と読まれてるんでしょうね。でも正しい読み方としては、流れるような『パラッパラッパー』のほうがこのゲームには合ってるような気がします。これは余談。
どんなゲーム?
ゲームとしてはしかるべきときに指定のボタンを押すだけで、よく考えるとこれってゲーム性はモグラ叩きそのものなんですよね。しかしそれをリズムに合わせて やると途端に中毒性が高くなります。のちにリズムゲーが乱立したのもそのためでしょう。思わず首をタテに振りながらプレイしまくった人も多いのではないでしょうか。
基本ズレると減点なんですけども、ウマくズレると「Cool!!!」とか言われて逆に得点が上がるのがスゴい。慣れてくるとオリジナルのリズム取りでも高得点を獲得できるんです。クールなら。これを元祖がやってるのは、何気にスゴイことだと思います。
そして、ストーリーはマンガチックでした。何か困難なことがあり、それがどんなことだろうがパラッパがラップで解決するというファンキーなお話。なんかアメリカのコミックみたい(何となくテキトーにそんな気がする)。
ぼくと『パラッパラッパー』
「音楽に合わせてボタンを押すだけのゲームなんて面白いワケないやんか」
『パラッパラッパー』のことを知ったとき、ぼくが一番最初に言った言葉がコレです。まったくもってそのとおり(のはず)で、面白くないに決まってるから今までにありようがなかったゲームは遊ばずに完全否定してました。
しかし、当時ぼくはぼくの生涯で一番バブリーな時期でした。恐ろしいことに、このころはゲームは面白そうだろうがそうじゃなかろうが手あたり次第に買って遊んでました(思えばこのときにキッチリと貯金しとけば良かった。コーカイサキニタタズ)。
そしていつの間にか『パラッパラッパー』はぼくの部屋にありました。
そしていつの間にか起動。くだらない絵。くだらないストーリー。おもむろに始まるラップ。
ファッ!?
なんじゃ!?と思う間もなく始まるタマネギ先生の音楽と歌。それを聴くといきなりスイッチが入りました。
ノリノリにクビを振りながらしかるべきときにしかるべきボタンを押すぼく。確か1回目はこの1面すらクリアできなかったと思います。しかし楽しかった。すぐさまコンティニュー。すでにパラッパジャンキーに。早っ。
慣れてしまえばこの1面はすぐにクリアできるし、「COOL」も連発できますが、やっぱりぼくは1面のタマネギ先生の歌が一番のお気に入りでした。歌詞も覚えて歌いながらやってましたもん。
Kick! Punch! It's all in the mind
If you wanna test me,I'm sure you'll find that all the things I'll teach ya is sure to beat ya,nevertheless you'll get a lesson from teacher now
懐かしの歌www
結局、サウンドトラックを買っちゃうほどにハマりました。
パラッパラッパーアニバーサリーフェス
『パラッパラッパー』は20周年で、アニメ化からも15周年だそうです。
それを記念してお台場のフジテレビの「はちたま」でイベント『パラッパラッパーアニバーサリーフェス』が行われるそうです。
キャラクターデザインを手がけたロドニーの世界観が体験できて、なんとプレイステーション版の『パラッパラッパー』もプレイできるそうです。
期間は2016年12月4日~2017年1月15日。ちょっと行ってみたいなぁ。
→「パラッパラッパー」生誕20周年+アニメ化15周年 ダブルアニバーサリー記念イベント - フジテレビ
最後に
実際20周年とかいうニュースを見るまでは『パラッパラッパー』のことなんかスッカリ忘れていましたが、こうして書いていくと思い出すもんですな。
それにしても、あのパラッパの衝撃から20年ですか。いやはや。
今度、中古でも探しにいこうかな。書いてたらまたノリたくなってきましたよ。
ではまた。