およそ3ヵ月前、『ALL ABOUT マイコンBASICマガジンⅢ』というイベントで『PasocomMini PC-8801 mkII SR』が発表されました。
かつてのヒットパソコンを再現したシリーズについに88SRが登場するとぼくも大コーフンしました。
発表時に「詳細は2024年8月8日に」と言われていたのですが、ついに来ましたね!その日が!今さらですが!
というわけで、詳細を追ってみましょう。
PasocomMini PC-8801 mkII SR
せっかく製品ページも立ち上がっているのでそれを見てみました。とりあえず、発売時期は2025年春、価格は税抜き3万円だそうです。
見てみるとまぁ「コリャスゴい!」となりましたよ。
そもそもPasocomMiniシリーズは、ハル研究所の「愛でて、作って、実行して、遊べる」を継承しています。そして、今回の88SRもそれを見事に継承しているのです。
「愛でる」SIZE 1/4
実機の1/4サイズで再現した青島文化教材社製の精密なモデル。キーボードのカールケーブルには軟質素材を使用し、スタンドを差し換えることで縦置きにも対応しています。ミニチュアフロッピーディスクは実物同様に挿入/取り出しが可能です。
マジか。フロッピーディスクも抜き差しできるのか。
画像を見ると、キーボードのカールケーブルの質感がなんかそのまんまってカンジだし、スタンドがホントに忠実に再現されているなぁと思います。1回縦置きにしようとしてすぐやめたときにいじった思い出がよみがえりました。
「作る」N88-BASIC
N88-BASICのVer.2.0を搭載。BASICコマンドのリファレンスをオーバーレイ表示で参照しながら、快適にプログラミングすることができます。作ったプログラムは是非ベーマガ(電子工作マガジン)へ投稿してください。
N88-BASICが搭載されているということは、中1のときに友人と作った『魔神の館』も復刻できるということか。まぁぼくはデザイン担当で当時から今もプログラムできませんが。
しかし、これを機にゲームをプログラミングを始めてもいいかもしれない。今さら。N-88BASICで。
「実行する」PC-8801 Emulator
PC-8801mkⅡSR + サウンドボードⅡ 相当を再現したエミュレータです。当時のプログラムリストをお持ちの方は是非入力して実行してみてください。プログラムリストはテキストファイルのインポートに対応しています。
※他のアプリケーションで作成したディスクイメージの読み込みには対応しておりません。
あれ?『魔神の館』の件はこっちに書くべきだったか。まぁいいや。
ブックオフかなんかでベーマガを買い漁って打ち込みまくって遊びまくるのもいいですね。当時から人が作ったプログラムを入力するのは得意なんですよ。なんだそれ。
「遊ぶ」Include Software
懐かしのマイコンソフトを10本以上収録予定。メニューから選んで、すぐに遊ぶことができます。またSDカードスロットからソフトウェアの追加も可能です。
88SRでゲームばっかりやって、当時から「パソコンは高いオモチャ」と自分で買ったわけでもないのに豪語していたぼくからしたら、もちろんメインはこれですよ、これ。
マイコンソフトを10本以上て。一体何が!?
うむむ、肝心な情報がまだ出てない…。
しかし、SDカードからソフトが追加できるというのはアツい、アツすぎる!
最後に
というわけで、もうかなり欲しまっています、ぼくは。
88SRユーザーだったぼくにとって、当時の最高の、そして歴代最強の相棒が復活してくるんです。テンションが上がるに決まっているのです。
なので、なんとか入手できるように今から手を打っていかなければなりません。ええそうですよ、カミさんを説得するのです…。