『ランス10』の公式サイトが2017年10月19日に公開されました。それによると、発売日は2018年2月23日に決定したらしい。
これまで続いたシリーズの最終作品となるとのことで、これはもうファンなら要チェックでしょう。
ランスシリーズ
え？『ランス』ってなんなの？って人もいるでしょうけども、いわゆるアダルトゲームのシリーズです。
ただし、ただ単に女性の裸を見るためにうっすい内容のゲームをするような、そんじょそこらのアダルトゲームとは訳がちがいます。
ランスシリーズとは、アリスソフトから発売されているRance-光を求めてを第一作目とする一連のアダルトゲームシリーズの事である。
全10作の構想で、現在メインタイトル8作品＆短編2作品+外伝1作品が発売されている。
第1作の『Rance -光を求めて-』が登場したのが1989年。実に28年前のことです。
その主人公は「世界中の美女は俺様のもの」が信条の鬼畜戦士ランス。彼と彼の奴隷の魔法使いシィルが活躍する冒険を描いた作品群で、1996年に外伝的作品『鬼畜王ランス』が発表されてからずっと新作の発表はありませんでしたが、2002年に『ランス5D -ひとりぼっちの女の子-』が発表され、それ以降シリーズが発表されるごとに大人気となっています。
全作品において同一の主人公が同一の世界で活躍するファンタジーゲームなんて、もしかしたら世界中探しても他にはないんじゃないでしょうか。ただし、アダルトゲームですけども（笑）
長きに渡って展開してきたことにより、その世界も緻密に描かれてきていて重厚になっているのも魅力のひとつで、ファンも本当に多いです。『ランス』シリーズは、アダルトゲーム界の『ドラゴンクエスト』といってもいいでしょう。いいのか？
ランス10
そんな『ランス』シリーズの最終作『ランス10』が、このたび発表されたわけですね。
（画像引用元：http://www.alicesoft.com/rance10/）
元々『ランス10』で完結するということはすでに明言されていたものの、9作目が発売されたのが2014年のことであり、それからずっとファンは「10はまだかまだかまだかまだか」と待っていたわけで、今回の公式サイト公開はそんなファンの喜びを爆発させるものだったに違いありません。
何度も書くように最終作であり、これまでのシリーズに登場したキャラクタが総出演するとのことで、かなり壮大なゲームになる予感がします。そこにきてサブタイトルが“決戦”、公式サイトに書かれているジャンルが“大戦争RPG”とか、一体どれほど壮大で長大な作品になるんでしょうか。
魔人率いる軍勢を前に、内紛を重ね滅びゆく人類。
最後の希望を託されたのは、正義も理想も、愛すらもないあの男だった！
歴代キャラが集結し、数vs数で繰り広げられる大戦争RPG！
引用元：『ランス10』公式サイト
うーん、楽しみだ。
ディザームービーもすでに公開されてるのでご覧ください。やたらとカッコエエよ。
うーん、楽しみだ。
ぼくとランスシリーズ
ちなみにぼくは、ランスシリーズは『鬼畜王ランス』までを遊んでいます。『鬼畜王ランス』は地域制圧型シミュレーションで、特に面白かったしファンからの評価が高いゲームです。
普通、アダルトゲームといえばゲーム部分がおざなりな作品が多く、「ハダカを見るために仕方なくゲームをする」のが主流だったんですけども、このランスシリーズは別でいつの間にかゲームにのめり込むほどにゲームとして面白い作品が多いです。なので割とぼくもシリーズを通して遊んでいたってわけです。
そんなぼくが『鬼畜王ランス』以降の作品を遊んでいないのは、次の作品が登場したのがぼくが同棲、結婚を経て子供まで持っていた時期だったからです。そうなると、特にこれ見よがしにアダルトゲームを遊ぶ気になりませんでしたし、ゲーム自体に費やす時間が激減したので優先度が下がったというのも正直ありますね。『6』とか『7』とかはかなり評価が高いようだったので、色んなことが落ち着いてきた今、機会があれば是非遊んでみたいなぁと考えてはいるんですけどね…。
ちなみに、『鬼畜王ランス』まではアリスソフトが提唱する「配布フリー宣言」の対象の作品になっていますので、無料でダウンロードして遊べるようになっています。諸事情によりリンクは貼りませんので興味がある方は探してみてください。
最後に
というわけで、長い歴史をもつランスシリーズは年が明けたら完結します。
発売日は2018年2月23日のようですが、それ以外の情報がまだまだ出て来てませんので、新しい情報を見逃さないよう公式サイトなどでチェックをしておきましょう。
