どうも、ローグライク好きです。
ローグライクが好きすぎてPCでもスマホでもローグライクゲームばっかりやってます。好きすぎてこんなのも書いてるし。
そんなんですので、SteamやAppStoreをチェックする際には他のをジャカジャカ探してるときでも最後はかならず「ローグライク」をチェックしているわけですが、最近多いですよね、「ローグライクアクション」みたいなやつ。
ぼくは、どうにもこのジャンル分けになじめないでいます。なんだいローグライクアクションって。
ローグライクアクション
大体、ゲームのサイトで検索するときは「ローグライク」で検索したりするんですが、そうすると、なんだか純粋なローグライクなんて全然出てきやしねぇカンジです。
試しに今検索かけてみたらこんな感じ。
『HADES』『Noita』といった有名どころのローグライクアクションが並んでるほか、ヴァンサバ系やらカードゲーム系が見えると思います。
この中でローグライカーが大喜びするローグライクはあるのかというと、無い。そういうのを探したければ「古典ローグライク」とかいう単語で探すしかないのです。ええ、それこそローグライクなのに。
ローグライクはどこがローグなのか問題
これらの「ローグライク」の特徴はなにかと考えてみると、ローグライクアクションの場合どうやら「自動生成マップ」のようです。カードゲーム系の場合はどのカードが出てくるかというランダムなギャンブル要素があるからローグライクと呼んでいるみたいな気がします。
確かに、「自動生成マップ」と「プレイヤーの意図ではどうしようもないランダム要素」というのはどちらもローグの重大な要素です。そしておそらくどちらも「死んだら最初から」というこれまたローグの重要な要素も入ってます。
そういえば、以前ぼくが『ROGUE』について書いた渾身の記事にローグの特徴をまとめました。渾身だけど全然読まれません。
この記事に書いたROGUEの特徴。
・遊ぶたびに変化するダンジョン
・罠やモンスター、アイテムの自動配置
・冒険内容によるスコア制
・ターン制
・死んだら最初から
ローグライクアクションは、おそらく「ターン制」以外はクリアしてると思うんです。だから「ローグライク」を騙ってもいいんでしょう。いいんですけど…。
ターン制のヒリヒリ感こそ『ROGUE』
しかし、ローグがローグたらしめているのは何か、と考えるに、ぼくはそれは「ターン制」だと思うんです。
「もうダメだ」という状況になってもジックリ考えてアイテム欄を見て敵モンスターとの距離を見て打開策を考える、ときにはランダムに身を任せてエイヤっとひとつ行動してみる、そういうギリギリの状態で脳味噌がヒリヒリするような状況を考えに考えてひとつずつ突破していくことこそローグ!と思っているわけですね。
しかし、ローグライクアクションにはそういうことはないでしょう?ジックリ考えてたらやられちゃうからガチャガチャ操作してアクションゲームのテクニックで突破することもあるでしょう。
それってローグじゃないんだなぁと思っちゃうから馴染めないんですよね。
最後に
勘違いしないでいただきたいのは、ぼくはローグライクアクションを認めないとか、面白くないとか言うわけではありません。しかも、ゲームのジャンル分けなんか意味がないと思っています。ゲームなんて面白きゃなんでもいいんですから。
じゃあゴチャゴチャ言うなよってカンジですが、ローグのこととなるとちょっと熱くなっちゃうんですすみません。あと、好みのゲームを検索するのに邪魔なんです、ローグライクアクションって。だからちょっと小言を言いたくなっちゃったんですすみません!