わかってます?2019年は日本で開催ですよ、ワールドカップ。
ラグビーの。
2015年にあれだけギャーギャー言ってたのに、もう忘れたの?
ラグビーワールドカップが2019年に日本で開催されるって知ってる!?
仕事で熊谷の17号バイパスを通ったときに「2019年ラグビーワールドカップ開催」なんて書いてある横断幕を見かけまして。試合が行われる熊谷ラグビー場の近くなんで当然なんですけど、それにしても誰も反応しない。
そこでちょっと聞いてみました。
「来年ワールドカップあるの知っとる?」
「は?何言ってんスかコバヤシさん、今やってるじゃないですかワールドカップ」
「いやいや、ラグビーの」
「ラグビーの。ラグビーにワールドカップとかあるんすか」
「日本開催やで」
「へー」
どうやら興味がない。
その後会社に戻って他の人に聞いてみても誰も知らない。家に帰って家族に聞いてみても誰も知らない。おいおいたった4年前ゴローマルゴローマル言うとったやないか。
ラグビーワールドカップ2015のニッポン
2015年のときだって、始まるまではラグビーファン以外は「ああ、やってんの」って感じでした。もしくはラグビーワールドカップ自体を知らなかった。
ところが第1戦で日本代表が南アフリカ代表に勝っちゃったところから事態は一変しました。
「うおおースゲー!!!!伝説のゲームだ!!!」
スポーツ雑誌『Number』は緊急増刊号が出て売り切れ続出で増刷されまくり、五郎丸選手は大会ベスト15に選出されたりして大盛り上がり。
しかしそこまででした。
結局、いいネタだと飛びついたマスコミはワールドカップが終わると早々にラグビーを置き去りにし、そうなると一般の人たちは見向きもしなくなりました。
ニッポンのスポーツの見かた
まぁ、流行りに集団で乗っかりまくって浮かれるだけ浮かれてそのあとは知らんぷりってのは、例えば女子サッカーがチャンピオンになったときもそうでしたし、最近では冬季オリンピックのカーリングなんかがいい例なんですけど、日本人の特性のひとつなんでしょうね。
それはそれでいいんだけども、当事者はそのチャンスをちゃんと活かしたほうがいいんじゃないかなぁと思うわけです。女子サッカーなんて全然環境が良くなってないそうですし、カーリングにしたって「もぐもぐタイム」とか言われて喜んでる場合じゃないわけで。上辺の人気をホンモノにする努力をしなきゃどうにもなりません。
言っちゃえば、サッカーだって昔はそうでした。でもJリーグってのが出来て徐々に人気が広がり、ワールドカップなんて夢すぎてサッカー関係者でさえもハナっから諦めてた状態だったのに、勝つかどうかはともかくコンスタントに出場できるところまで来てるわけです。そう考えると川渕さんってのはスゲーなーと思わざるを得ませんけども。
最後に
というわけで、2019年9月20日、ラグビーワールドカップというアツい戦いが始まります!みんな応援しようぜ!
まぁ、ぼくはあんまり興味ないんですけど(ないんかい)