なんと!テキストサイトの『侍魂』が復活しているという!
なので久々に訪れてみました。

(画像:https://samuraidamasii.com/トップページより)
2025年3月31日にアクセス不可となり、5月15日に復活したそうな。
え?今年3月まで見られたのか!?そして5月に復活したのか!?
知りませんでした。
ともあれ、復活おめでとうございます!
『侍魂』とは
とかひとりで盛り上がっちゃってますが、みなさんはご存知ですか『侍魂』。今「インターネット老人会」なんて括りで語られちゃってる我々世代ならご存知でしょうけど、若い人は、どうなんでしょう。
『侍魂』は何かと言いますと、2001年に開設された個人テキストサイトです。お笑いテキストで人気を博し、その後の日本におけるテキストサイトの流行に大きな影響を与えた偉大なサイトです。さらに言うと、日本におけるブログはその前のテキストサイトブームの影響を多大に受けていると個人的には思っています。
そして、『侍魂』を一躍有名にしたコンテンツと言えば、それはもう「先行者」でしょう。当時の中国の人型ロボットを扱ったテキストなんですが、これがホントに面白かった。これで地味な存在だったテキストサイトにスポットライトが当たったと言っていいでしょう。
ということで、『侍魂』は日本のテキストサイト、そしてブログのブームを作り出したサイトだと言っていいでしょう。
「先行者」を久々に読んだら…
せっかく『侍魂』の復活を知ったので、せっかくなので「先行者」を読んでみることにしました。
正式なタイトルは「ロボット技術の最先端」ですね。トップページの下の方から「魂」というコンテンツに入れば爆笑テキスト群があるので「ロボット技術の最先端」というのがあるからそこからどうぞ。
ということで久々に読んでみたんですが、当時のように笑えませんでしたね。
昭和の少年誌に登場するようなロボットを開発し「先行者」と名付けた中国に対して「どこが“先行”やねん!日本のASIMO見ろや!」とツッコんで笑うのがこのテキストの本質だと思うんですが、あれから15年20年経って今はどうですか。ロボット技術において、中国はとうの昔に日本を抜き去ってますよ。その成長と進歩は驚異的ですよ。
これは笑えません。ヤバいですよ。
「先行者」のテキストには何の罪もありませんが、そんなことを考えちゃって当時のようには笑えませんでした。これ読んで当時のように笑ってる人がいるとすれば、その人ヤバイと思います。
最後に
とはいえ、そのテキストのテイストは当たり前ですがあの頃のままで懐かしく、素晴らしい。思えば、こういうの書きたくてブログ始めたんだよなぁ…とか思い出しちゃいました。
ところで、今後『侍魂』でのテキストの更新はあるんでしょうか。楽しみだなぁ。