懐かしい音色
仕事を終え家に帰りシャワーを浴びて晩酌をしつつスマホをポチポチしていたある晩、テレビからの音もなんとなく耳に入れていたんですが、そしたらいきなり懐かしい音色が飛び込んできました。
8801の、音。
FM音源の、音。
奏でるは35年前に熱中して遊んでいた光栄の初代『三國志』のタイトル画面で流れていたテーマ曲。
うわあああああ懐かしいいいいい!
そうです、シリーズ35周年を記念してコーエーテクモゲームスがスマホ向けにリリースした『三國志 覇道』のテレビCMがついに放送されたのです。
『三國志』の曹操が!諸葛亮が!関羽が!呂布が!
『三國志Ⅱ』の周瑜が!甘寧が!張遼が!
こんなん35年間シリーズを遊び倒してきたオッサンからすれば鼻血ブーしてもおかしくないでしょう。
『三國志 覇道』テレビCM
というわけで、公開された『三國志 覇道』のテレビCMは2本。みなさんもう見ました?
まず1本目は、武将の顔グラが堪能できるやつ。
そして2本目は、シリーズのパッケージを堪能できるやつ。
こちらも滅茶苦茶良い!
惜しむらくは、最初FM音源で奏でられている『三國志』のテーマが綺麗な音源の最近のやつに段々変わっていっちゃうんですよね。まぁ、FM音源だけでいいと思うのは、やっぱりオッサンだからですけど。
トキメくオッサン
ぼくは、このテレビCMを見るとどうしても心がトキメいてしまうのです。
その理由は、やっぱり音。
『三國志』はシリーズを通して遊んできましたが、やっぱり一番遊んだのはなんだかんだ言って初代『三國志』なのです。だから、耳にその“音”は染みついている。そして、今回このテレビCMを見て聴いて、その耳に染みついた音が溶け出し心を揺さぶるのです。
当時中学生だったぼくが部活でクタクタになって帰宅し、尋常じゃない量の晩メシをバクバク食ったあとに自分の部屋に籠り、PC-8801markⅡSRに『三國志』のフロッピーディスクを挿して電源を入れたら聞こえてきたあの“音”。それが聴こえるんですから、そりゃあノスタルジックな気分になっちゃうってなもんです。
あれから35年。
あの仲間たちは元気だろうか、顧問で担任だった憎きあの先生はまだご健在だろうか、そして、好きだったあの子はどこで何をしているのか!
そんなことを考えて、ちょっと甘酸っぱい気分になっちゃうんです。ただのスマホゲームのCMなのに。
最後に
しかしそれにしても、『三國志』と『信長の野望』が相変わらず続いている、光栄からコーエーテクモゲームスになっても定番シリーズであり続けているのは素晴らしいことです。
タイムマシンに乗って中学1年生の自分に会いに行き、「50歳近くになってもまだ『三國志』やってるで」って教えたら、若きぼくはどんな顔をするのだろう。
三國志 覇道
KOEI TECMO GAMES CO., LTD.無料posted withアプリーチ