はい、先日親父の七回忌で大阪に帰りました。
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行きは夜行バスを使ったんですが、帰りは新幹線でした。
いや、こんな0系じゃなくて700系でしたけど。
今回は、新幹線に乗ってる間にずっと考えてたことを書いてみたいと思います。
新幹線の座席のひじ掛けは誰のモノなのか
足りないひじ掛け
今回乗った700系の座席は3列シートと2列シートで並んでいます。
(画像掲載元:新幹線700系電車 - Wikipedia)
こんなカンジ。これ、700系の座席ですね。
昔の、例えばそれこそ0系の車両と比べたらかなり広くて快適なスペースが確保されています。
しかし、ひじ掛けが足りないんですよね。ちょっと待って描くから。ひじ掛けが足んない図を『ペイント』で描くから。
こんなカンジですね。後の説明のために番号とアルファベットをふってます。座席が1~5、ひじ掛けがA~Eです。まぁ、説明に割り振った数字とアルファベット全部は使いませんけど。
一目見ればわかりますけど、足りないよね。左右に席があるひじ掛けが2人分の厚さがないからです。それだけの厚さがあったら邪魔ですけどね。
どれが誰のひじ掛けなのか
で、これどれが誰の?って考えてたんですよ。
ずーっと考えてた。
2列シートの場合
まぁ2列シートの場合、そんなに考えなくていいかも知れません。両端はそれぞれ4番の人と5番の人のものです。あとはEのひじ掛けをお互い忖度して使えばそんなに問題にならない気がします。
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3列シートの場合
問題は3列シートですよ。何が問題って、…その前にもう一回苦労して描いた画像を載せますね。上に戻るのめんどうでしょうから。
1番と3番の人は1本は確保できてますよね。問題はAとBのひじ掛けなんです。2番の人が「俺のもんだ」と主張できるのはどっちなのか。
最初はこんなふうに考えました。3番の人が心持ち通路側に向けば簡単に問題解決しそうだなって。3番の人がCを使い、2番の人がBを使い、1番の人がAを使う。一番端っこのAの左のやつは死んでていいでしょ。死にひじ掛け。
しかし!ここでひとつ問題が。2番の人のリクライニングのレバー、これがAのひじ掛けに付いているのです!
となると、Aは2番の人のモノで決定です。なんだか1の人が窮屈になってしまいますが、なんと1番の人の足元にはコンセントがあるんです!みんながスマホやタブレットを片手にコンセントを求めて町を彷徨うような昨今、このアドバンテージはデカい。1番の人はコンセントを得るかわりに窮屈。これで何の問題もありません!
そして、Cの人は先ほども書いたように心持ち通路側に向いて快適なスペースは簡単に確保できます。Bを使う必要はありません。なので、Bも2番の人に使わせてあげましょう。
解決です。
AとBのひじ掛けは両方とも2番の人のものです。両側に人がいて窮屈でストレス満載の席ですから、それくらい使わせてあげましょう。
なんでこんなことをずっと考えていたのか
こんなことを新幹線の車中で考えていたのです。一応結論が出て良かったです。
さて、ぼくは一体なぜこんなことをずっと考えていたんだと思います?
それはですね……。
ぼくが2番に座ってたからや!
しかも1番のやつがサモ・ハン・キンポーやったんや!行きの夜行バスを思い出すがな!
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で、このサモ・ハンのシャツの裾がAのひじ掛けにダラっと被ってたんです。ここには2番に座るリクライニングのレバーがあるのに完全に隠れてるんです。
ムカッとしつつオトナなぼくは小声で「ちょっとスミマセン…」とかいってリクライニングさせていただきました。普通、これで一件落着ですけどね、こいつのシャツ、またひじ掛けに被ってるんです。ワザとか。
さて、3番に座ったのはジジイお爺さん。同じ京都から乗ったんですけど、出発したらソッコー寝てました。寝る分にはいいんですよ別に。しかし、この人テーブルだしてその上にペットボトルのお茶を置きやがったんです。お茶だけ。だったらネットに入れときゃいいでしょう。ぼくだってオシッコに行くときもあるんですよ。そのとき通れないジャン。結局ギリッギリまで我慢して、起こしちゃった。だって通れないモン。いや、ちゃんとオトナですから「ちょっとスミマセン…」って起こしただけですよ。
つまり、パーソナルスペースが非常に大きいぼくが両隣に人を得て最高にイライラしたから自分に都合のいい結論を出す思考遊びをしてたってハナシです。
最後に
で、正解はあるの?
考えてみたら映画館とかもそうですな。