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ローグライクの革命児『風来のシレン』

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スマホ版がリリースされて以来、ずっとスマホで遊ぶゲームのナンバーワンは間違いなく『風来のシレン』です。

ローグライク好きとして、これはもう仕方がない。

そして、遊びながら常に何でぼくはこれほどまでに『風来のシレン』が好きなんだ?『風来のシレン』の面白さとは何ぞや?ということを考えたりします。

不思議のダンジョン 風来のシレン

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ローグライクの革命児『風来のシレン』

ローグライク(というか『ローグ』)を日本に広めたのは「不思議のダンジョン」の元祖『トルネコの大冒険』です(断言)。

あの、パソコンのキーボードをフルで使う煩雑な操作をスーパーファミコンのコントローラに落とし込んだアイデアは本当にスゴい。そして、主人公にトルネコを据えて『ドラゴンクエスト』の世界観に『ローグ』を落とし込んだのはナイスでした。

そのおかげで、日本ではパソコンゲーマーしか知らなかったRPGの元祖『ローグ』が持つ究極のゲームシステムが日本中に知れ渡り、みんなが熱中することになったのです。元々ローグ好きだったぼくも、それこそサルのようにプレイしまくりました。

そして、『トルネコの大冒険』でコアなファンを獲得したチュンソフトは、『トルネコ』リリースから2年後に「不思議のダンジョン」の2作目である『風来のシレン』をリリースします。

これがまぁスゴかった。ぼくは、『風来のシレン』はローグライクに革命を起こしたと思ってます。

その要因は「アイテムの合成」。

アイテム合成

それまでのローグライク(『トルネコ』含む)では、武器や防具その他のアイテムの強化(単純に数値を上げて攻撃力や防御力を上げたりする)は出来ましたが、合成して効果を増やすことはできませんでした。例えば武器ならある特定の種類のモンスターに効果的な武器が多数出てきますが、それまでは対峙するモンスターによって武器を使い分けていたものが、ひとつの武器に複数の効果を集約することができるようになったのです。

ローグライクでは、特殊な効果を持った強力なユニークアイテムが登場するものが多いのですが、そういう強力なアイテムを自分で作る感覚ですかね。

そんなの楽しいに決まってる!

そして、そのために登場したのが「合成の壺」というアイテム。これに効果を持った武器や防具を複数入れるとそれらが合成されます。最初に入れたアイテムに後から入れたアイテムの効果が付与されるのです。

倉庫

しかし、『ローグ』と言えば死んだらすべてが無くなる一発勝負のゲームです。死んだら持っているアイテムもすべてオジャン。でも、せっかく作った強力なアイテムが無くなるのは忍びない。

そこで登場したシステムが「倉庫」でした。

『風来のシレン』では一番最初の村などに倉庫があり、冒険の途中で「倉庫の壺」を使ったりたまにいる飛脚に持って行ってもらったりしてアイテムを倉庫に入れて保管することができます。そして、倉庫に入れたアイテムは、冒険に失敗してやり直すときにも倉庫の中に残るのです。

このシステムにより、「倉庫の壺」を持っておいて倒れそうになったら合成したアイテムを倉庫に送り、また最初からプレイして少しずつアイテムを強化していけるようになったわけですが、この“作業”が楽しいんですよねぇ。

最後に

『風来のシレン』で登場した「壺」と「倉庫」、それにより可能になったアイテムの合成と継続的な強化。これらのシステムにより、ローグライクは日本で革命を起こしました。これらのシステムは『トルネコの大冒険』にも“逆輸入”され、それは『トルネコの大冒険3』で完成したとぼくは勝手に思ってます。もしかしたら、これらのヒントになるようなシステムを持ったローグライクがどこかにあったかもしれませんけども、少なくともぼくは知らないか覚えてない。

あと、結局最終的には「フェイの最終問題」(『トルネコ』なら「異世界の迷宮」)でガチのローグばっかり遊ぶようになるのでこのシステムは要らなくなっちゃうのは内緒です。

それはさておき、そんな革命児『風来のシレン』がスマホで遊べるなんてなったら、ぼくが四六時中シレン三昧になるのは仕方がないことなのですよ。

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