どうも!コバヤシです。
ぼくは、大学に行きました。文学部史学科です。そして、4年行って中退しました。
アホですね~。
歴史が好きだから史学科に入った
ぼくが何故大学に、しかも文学部史学科に入ったかと言うと、歴史が好きだからです。好きだから、もっと知ろうと思った。それで生まれて初めて頑張って大学に入りました。
その辺のことは以前書きました。
頑張って入って、テキトーに一般教養の授業をこなし、いよいよ3回生(関西の言い方。3年生のこと)になって専門的に歴史を学ぶんだぞー!となりました。
そして見事に挫折。結局卒業しないことになってしまったワケを書きましょう。
歴史好きとは?
ここで言う歴史好きとは、歴史を知ることを楽しむ人のことです。ぼくもそうなんですが、例えば特定の人物が好きだとか戦国時代が好きだとかいう人たちです。また、歴史はロマンだ!とか言っちゃう人も含まれますね。
酒飲んだら好きな武将の話をアツくする人、周りにいません?ああいう人たちです。「歴史上の人物で内閣を作ろう!」とか言って一晩中ウンウン唸って考えたりしてる人です。で、結局「総理大臣・織田信長」って。時間かける意味ないやろwwww普通やんwwwwみたいな。
まぁとにかく、目をキラキラさせて歴史のことを話す人たちです。楽しそう。
歴史好きは大学で歴史を専攻したらダメだ!
そういう人が、大学の文学部史学科に行ったりしたらヒサンです。ゼミの教授に「そんな認識で大学に来てるのか」とゼミの授業のたびに言われます。
レポートへのダメ出しはエゲツない。知らんことばっかりツッコんできます。ぼくもかなりツッコまれてしょっちゅう涙目。
でも、ちゃんとやってる人はちゃんとやってる。そういう人は一緒に酒飲んで「内閣を作ろう!」って誘っても「そんなの現実的ではないせめて時代ごとに決めないとそれぞれ生きていた情勢や背景が違うのだから一緒の内閣で仕事ができるわけがないちょっとまってそいつは外務大臣でいいのか確かに実際に外務大臣として成果を出したけどもそれはあの史料にもとづいているものであの史料がどれだけ正しいのかを検証したうえで決めるべきだろういやまあさっきも言ったようにそんなのを決めることには意味はないがちょっと調べたうえ検証してくる!」とか言うや否や大学に戻ったりしがちです。
それってつまんなくない?いや、ぼくの認識が甘かっただけなんですけども。
歴史と歴史学
要するに、歴史が好きなんじゃなくて歴史学が好きじゃないと大学ではもたない。
そして歴史学が好きになろうと思ったら、とてもじゃないけど歴史を楽しむことはできません。少なくともぼくは出来なかったです。
たとえば「本能寺って結局黒幕誰や!?」って問われたときに、史料を探って重箱の隅をつつくように仮説を検証してるよりも、みんなでワイワイあーでもないこーでもないってやってるほうが性に合うんです。
まぁ、歴史云々言うよりも、大学に学問をしに行ってないだけの話なんですけどね。いや、ホンマに認識甘かったわ。
そしてぼくは、このブログの歴史というカテゴリでは、みんなで酒飲みながらワイワイやってたような歴史の話を書きたいのです。やるで。
歴史好きは歴史を学びに大学に行かないほうがいい本当の理由
潰しが効かんで!
やったことを活かそうとおもったら社会の教師になるか大学に残って研究室に入るかしかないで!
就職の面接とかで「史学科出身です」って言ったら「え?」って顔されるで(マジ)。
ではまた。