ぼくは普段車で移動するとき、まずナビを使いません。使わなくても大抵目的地付近までは行けます。
仕事で毎日同僚と車で移動しますが、ぼくが運転するときナビを使わないので、同僚は「何で?何で?何でナビ使わないの?」と目を丸くします。
何でと問われても「覚えてるからいらん」と答えるしかありません。すると「何で覚えてる?」と来ます。もう「何で覚えてない?」というしかありません。
道を覚えるコツ
(ErikaWittliebによるPixabayからの画像)
まぁ、仕事で関東一円あちこちに行ってますし、しかも何回も同じ道路を通るので覚えちゃうわけですが、少なくともぼくが今まで会った人たちはそうではないらしい。昨日と同じところに行くにもいちいちナビを使ってます。
そんなとき、ぼくは「何やもうまどろっこしいな早く出ろ!」と言うわけですが、冷静に何で自分は覚えているのか考えてきて、それがまとまってきたので書いておきましょう。
道路を覚えるコツは2つだけ。
①曲がるポイントを押さえる
もちろん、初めて行く場所とかはぼくだって最初に地図を確認します。そのとき、どこを曲がるかを確認するんです。そこに何があるのかを。
右折場所にたとえば吉野家があれば「吉野家を右に曲がる」と覚えます。そのとき、向かって右にあるのか左にあるのか、そして曲がる道路の手前にあるのか奥にあるのかも理解しておきます。
そしてイザそこに行ったら吉野家を確認して「右(左)にある吉野家の手前(奥)を曲がる」と思い出して曲がればいいのです。
そこで終わりではありません。
曲がったらまわりが安全なことを確認してバックミラーでも目視でも後ろを確認します。帰るときの景色を覚えましょう。
これで帰りもナビを使用するという無駄は省けます。そして、これを繰り返して記憶が蓄積されれば少なくとも行った場所とその付近は何も見なくても行けるようになります。
②道のつながりで大雑把に覚える
次にもっと大きく覚える作業を頭でしましょう。例えば今いる場所から隣の県の“あの場所”に行きたい場合。
①の作業を毎日繰り返していれば“あの場所”の付近は大体わかります。しかし、今いる場所からそこに行くにはどうすればいいのか?
普段から標識の国道や県道の番号を覚えておけば何とかなります。ぼくは走っているときに標識は常にチェックしていて、「ここが県道○○号、国道○○号とここで繋がってる」とか覚えていっています。
すると、新しい場所の標識をみたときに「あれっ!?あそこでみた国道○○号だ!あそこからここに繋がってるのか!」と理解できるのです。少なくとも、道路番号が繋がるように走れば間違えることはありません。
これを繰り返していくと、頭の中でどんどん道路が繋がっていくんです。それに今まで行った場所の細かい道路を足すと、大抵の場所はナビ無しで行けますよね。
最後に
この2つを常にしていれば道なんて意識しなくてもどんどん覚えちゃいます。要は、運転してるときにボーッとするなってことです。景色や標識を楽しんで見れればいいんですよ。でもこれ、方向音痴だったり頭の中に正しい地図がなかったりすると無理かもしれませんね。
何というか、そもそもナビ使えって話ですけども。そう言われればグゥの音も出ませんけども。
まぁぼくは、「あれっ?あそこからこう走ったらここに出るんか!」という発見が楽しいし、それで頭の中の地図をアップデートするのに快感を覚えているので、脳の老化防止も兼ねてやっておきます。