どうも!コバヤシです。
大阪出身です。ボケとツッコミで会話できます。というか、そうしたい。
大阪にいるときはどっちかというとツッコミでした。ドギツイ言葉を言いながらド突くツッコミがぼくのスタイルでした。
でも今は、同じようにはできない。
遠慮してます
バリバリのツッコミの関西人でも、関東でずっと暮らしていると「なんでやねん!」とツッコむ機会が減っちゃいます。
キレられる
話相手がウケようとしたらチャンスです。ツッコめます。
「こないださーなんだか臭くてさーでも周り見たら何もないのね。なんだろうなーと思ったらさー俺の鼻の穴の中が臭かった(笑)」
とか女の子との会話で言ってたヤツがいたんですけど(マジ)、これはもうボケてるじゃないですか。自律神経がイカれてない限りは、自分の鼻の穴の中が臭いなんてありえないじゃないですか。しかもウケてないじゃないですか。ツッコんで助けてあげた上で笑いに変えてあげなきゃいけない場面じゃないですか。
ここはいい音を出してあげるといい場面だわ。行きましたよ、全開フルスロットルで。
「鼻の穴が臭いて何やねん!」(バシイイィィ!!!)
そしたら彼、怒りましてね。
「何するんだお前は。せっかく人が面白い話をしてるのに!」
いや!してへんから!面白くないから!かろうじて形になったやん!?
怖がられる
これも多いですね、とくに女性。特にボケてないときに会話続けるためにツッコむと怖がられがちです。
「何だかさー、俺全然食べてないのに全然痩せないんだよなー」とかプリンを食べながら言ってる人がいたんですけど(マジ)、アンタそれホンマに言うてんの?おかしいやん!食ってるやん!会話や笑い云々以前に、ここはツッコまなアカンとこやろ。そしたらおかしな発言が面白く変わるやろ!ていうか男やろお前は!チマチマしたこと言ってんな!
ここは毒舌ツッコミでしょう。行きましたよ、ここも全開フルスロットルです。
「そのプリンの分だけ腹出てきとるやないか。かっ捌いて肉取ったろか」
シーンとなりましたね。プリンを食べる手が止まってましたね。ええ。「なんだよコイツ」って顔で見てきましたけど、はい。
上記2つは悪い例です
ゴメンなさいねー、悪い例ですけど実話ですから勘弁して。まぁ、問題はツッコんだあとの返しなんです。そのまま放置されてタダのコワイ人になっちゃうことが多々あるんです。
上記のようなツッコみは、わりかし勝手に出ちゃうのでしゃーないんですけどね。
カミさんなんかせっかくツッコんでやってんのに「何怒ってんの!?」って怒りだしますからね。それをウケてぼくも怒るじゃないですか。喧嘩ですよ。
何なのコレ?場を面白くするためにツッコんでるのに喧嘩って何なの?
我慢する
そういう環境の中にずっといると、ツッコむ前に考えたりします。そして、遠慮する。だから、笑いの瞬間は過ぎ去る。結局、ツッコむのやめる。そんなサイクルを1日に何回もグルグル回ってしまうハメになったりします。
あぁあぁあぁあぁ!
つまんない!
思う存分ツッコめる場所
だから高校の時からの友達がひとり近所にいるんですけど、そいつとたまに会って話すときはもう水を得た魚ですよ。もう28年の付き合いになりますからね。
もういちいちボケるんですよ。しかもぼくがツッコみやすいように。流れるように、たまにはボケとツッコミで入れ替わりながら。
楽しい会話なんだけど、子供たちから見ると喧嘩してるように見えるらしい。小さいころはよく言われましたね。
最後に
上記はもちろん、関西人と関東人をステレオタイプにわけて若干誇張して書いていますし、お前のツッコミがヘタなんちゃうんかと言われればそれまでですけど(プロちゃううし)、関西人で「思いっきりツッコめない!」と嘆いてる人は割合多いですよ。仕事とかでたまに関西の人に会ったりすると、雑談のときにホントにだいたいこの話題が出てきます。
ただの文化の差なんですが、こういうニッポンの二分性は面白いですけども、ツッコめないぼくらはいらんストレスをためたりしてるんで、たまにはスパアアァァン!!!とツッコませてください。誰かー。