人は学校を卒業するとき、あるいは転職するときなど、人生で何度か自分の仕事を決めなくてはならないときがあります。
そんなとき、誰でも多少はこう思うものです。
「自分には、どんな仕事が向いているのだろうか」
しかし、その答えはなかなか確証をもって得られません。というか、そんなこと知るのは不可能です。人は、自分のことなどそれほど分かっているものではありません。
ですが、それを確実に知ることができるゲームがあります。
それこそ、『ウルティマ4』です。
『ウルティマⅣ』のキャラメイク
『ウルティマ』は『ウィザードリィ』と並ぶコンピュータRPGの祖と言っていいゲームで、「世界三大RPG」のひとつにも数えられています。
そしてその『ウルティマ』のシリーズ第4作目が『ウルティマⅣ』。ファミコンにも『ウルティマ ~聖者への道~』というタイトルで移植されているので、プレイしたことがある人もいらっしゃるでしょう。
そしてその『ウルティマ4』のキャラメイクが、名前を付けて種族と職業を決めてステータスを割り振ったりして作るんではないんです。名前を決めたあと、オープニングでジプシーと出会い、そのジプシーの2択の質問に答えていったら「あんたはコレ」と職業を決められるんです。
色々な質問の答えを聞いて「コレ」と決めてくるからには、その職業は自分に向いているということでしょう。
つまり、そのジプシーの質問に正直に答えたら自分にあった職業が分かるというわけですね。
ジプシーの質問
ここまで読んで、自分が就くべき職業に悩んでいる方は、「自分もその質問を受けて自分にあった職業を知りたい!」と思うことでしょう。
とりあえず、ジプシーの質問と選択肢をここに載せておきます。是非挑戦してみてください。
第1問
「あなたとあなたの友人は撤退するように命ぜられた。しかし、その命令を無視して、あなたは」
A)負傷した友人に同情して立ち止まる
B)他の者を逃がすために、自らを犠牲にして敵を食い止める
第2問
「戦闘の最中、あなたは隊長の空のテントを守るように命ぜられた。戦いの形成は不利で、あなたは味方を助けに行きたい。さて」
A)勇敢に援軍として戦闘に加わる
B)名誉をもって、与えられた命令に従う
第3問
「あなたは自分を守るためにドラゴンを退治した。しかし、その証人はいなかった。貧しい戦士がその手柄を自分のものと主張したのを知って」
A)正義の名において、自らの行いであると宣言する
B)謙虚に沈黙を守り、自尊心を満足させるにとどまる
第4問
「あなたの友人は、あなたより高尚な精神を持っているわけではなかった。さて、あなたがある人に彼の精神の純粋さを保証できるかと尋ねられ、それに確証を持てなかったとき」
A)正直にわからないと答える
B)彼の口上を信じて保証する
第5問
「いかにも強そうな戦士があなたの横にやってきて、あなたの食べ物を寄越せと言ってきた。あなたは」
A)勇敢に断って戦う
B)腹をすかせた戦士のため、自分の食事を犠牲にする
第6問
「あなたは、あなたの友人に長いこと借金を返そうとしない商人が、金貨のつまった財布を落とすのをみかけた」
A)誠実に、財布を拾ってそのまま渡す
B)正義の名のもとに、借金分をあなたの友人に渡し、それから返す
第7問
「あなたは今は不在の領主から、あなたの友人の行う決闘に助太刀してはならないと言われていたが」
A)誠実にその命に従い、自重する
B)のちにそのことを否定できると思い、勇敢に助太刀する
最後に
さぁ、全部答えましたかあなたの答えで導き出される職業は何なのか、あとはプレイして実際に知ってみましょう。
ここで導き出される職業は、戦士、魔法使い、鍛冶屋、吟遊詩人、ドルイド僧、騎士、レンジャー、羊飼いです。
あなたは何になるのかな?
ちなみにぼくはファイター(戦士)でした。これからは戦士として生きていきます。
PC-8801SR 5インチソフトウルティマ4 Quest of the Avatar