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宇野千代をモデルにNHK朝の連続テレビ小説!?

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2026年後期のNHKの連続テレビ小説通称朝ドラは『ブラッサム』というそうです。

何でも主人公のモデルは宇野千代さんだそうな。

………。

宇野千代!?

宇野千代で朝ドラやんの!?

まぁ別に、いいんだけど。

宇野千代

モデルとなる宇野千代さんは、小説書いたりエッセイ書いたり編集者したり着物デザイナーをしたりした多才な人物です。

宇野千代
(画像掲載元:宇野千代 - Wikipedia

代表作は小説では『おはん』とか『或る一人の女の話』とか『生きて行く私』とかになるんでしょうか。

また、ファッション雑誌『スタイル』を刊行すれば爆売れして銀座に社屋を建てたり実業家としても腕を振るってます。

なんというか、パワフルに自由に大正昭和を駆け抜けた女性で、なるほど“自立した女性”を描きたがる昨今の朝ドラとなるのも分かりますね。

分かるけど…。

 

NHKはフリーダムな生き様を描けるのか

しかしですねぇ、この人って朝ドラでいいんでしょうか。

だって、何回結婚しました?

従兄の藤村亮一に嫁入りしたのを皮切りに、亮一の弟忠、尾崎士郎、北原武夫が結婚した人ですかね。東郷青児とは籍は入れてなかったか。その間も教員時代に同僚教師との色恋沙汰で退職したり今東光とデートしまくったり梶井基次郎にも色目使ってます。

さらには麻雀賭博で取り調べを受けたりスタイル社の脱税がバレて大借金を抱えたりしてるし、なんというか波乱万丈。

もう朝ドラというより昼ドラですやんこれ。

どこまでこれらを描くつもりなのかとNHKの公式サイトを見てみました。

www.nhk.jp

結婚に離婚、震災に戦争、倒産に借金と…波乱万丈に満ちた出来事が幾度も押し寄せても、どんな苦難の中からも「幸せのかけら」を見つけ出し小説を書くことを決してやめず、一流作家としての地位を確立します

うん、やっぱりサラっと書いてます。

そしてこんなふうに言い訳が立つように書いてありました。

※実在の人物である宇野千代(1897~1996)をモデルとしますが、大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描きます。原作はありません。

そうですよね、再構成してキレイにしないといけませんね、大河ドラマ『青天を衝け』でまるで渋沢栄一が女性に対してキレイだったように描いたみたいに。

なんか「自由でパワフルな自立した女性!」みたいになるんでしょうね。

最後に

いいんですよ、ドラマの主人公が理想だらけになってまるで別人のようになっても。朝ドラですから。宇野千代さんをただただ強くてチャーミングな女性に仕立てあげればいいんです。

『虎に翼』みたいにモデルになった人物に対してリスペクトの欠片もない変え方をしたらいかんですけどね。

どうなることやら。