まだまだ暑いですが、夕暮れ時になるとそろそろ秋の気配も感じられる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
秋になると夜にいわゆる虫の声が聞こえだします。日本の風情の一つといってもよく、日本人であるぼくたちには心地いい音ですよね。
では、あなたはどの虫がどのように鳴くのか知っているでしょうか。もしくは覚えているでしょうか。
童謡「虫のこえ」
さて、秋の虫の声といえば、童謡の「虫のこえ」ではないでしょうか。ぼくらは子供の頃よく歌ったんですが、今の子供たちってこの歌知ってるんでしょうか。
あー、なんか懐かしい。
さて、聴いていただいてわかったと思いますが、この歌には5種類の秋の虫が登場します。順番にマツムシ、スズムシ、コオロギ、クツワムシ、ウマオイです。
この5種類の虫の声、聞いたことあります?
スズムシやコオロギはまだまだ身近ですので聞いたことあると思いますが、残りのマツムシ、クツワムシ、ウマオイなんて、ぼくは鳴き声どころかその姿もあいまいなカンジです。
そこで、この5種類の声をまとめてみます。
「虫のこえ」に登場する秋の虫
「虫のこえ」に登場する秋の虫の鳴き声をYouTubeでご紹介しますけども、その姿もしっかり見えている動画ばかりです。
虫がダメな方はその辺を考慮したうえ、視聴してください。
つまり、閲覧注意、です。
ただ、秋の風情が本当に感じられるので、目をつむってご家族や友人にプレイスタートしてもらうのがいいかもしれませんです。
では、行きます。
マツムシ(松虫)
マツムシは東北南部以南に生息しています。結構日当たりがいい場所を好むので、日中に見つけることができるかも知れません。
鳴き声は「チンチロリン」と表記されます。
「ちんちろりん」だってば!
スズムシ(鈴虫)
スズムシはホームセンターやペットショップなんかでも売られていますし、秋の虫の中ではメジャー級の有名さですよね。その鳴き声もきっとみなさん知っていることでしょう。
北は北海道から南は九州まで広く分布し、多くの日本人に昔から親しまれています。
うーん、いい音!「秋だなぁ」というカンジですね。
コオロギ(蟋蟀)
コオロギもスズムシ同様、メジャー級の知名度です。もしかしたらスズムシより知られているかも知れません。デカいのは結構デカくなりますよね。
都会でもまだ声が聞こえることがありますし、生命力も強いんだと思います。
うーん、いいね!ボクはスズムシよりも好きです。
そういえば今思い出しましたが、昔エンマコオロギをカマキリのエサとしてケースに入れてたらカマキリを食ってるのを見たことがあります。ぼくのカマキリを返せ!
クツワムシ(轡虫)
クツワムシは関東以南に生息します。馬が歩くと鳴る、馬にかませる轡(くつわ)のガチャガチャという音にその名は由来しています。
そして、パッと見ビックリするほどデカイです。
ちょっとうるさいくらいの鳴き声ですね。集団になるとかなりやかましいです。
ウマオイ(馬追)
ウマオイは、北海道以外に生息しています。「スイッチョン、スイーッチョン」と鳴き、昔はよく聞きましたが、最近あまり聞きませんね、そういえば。
最後の「チョン」の部分が多少耳障りではありますが、これも秋の風物詩です。
最後に
どうでしょう、いくつ知っていましたか?
おそらく、鳴き声はどこかで聞いたことあると思うんですけども、その姿は始めて見た、という人も多いのではないでしょうか。
いずれにせよ、これからは彼らの季節です。しっかりと秋の夜長を演出してもらいましょう。