イギリスの作家J・K・ローリングさんのベストセラー小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する最大の敵役といえば、ヴォルデモート卿。
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小説読んでなくても映画観た人はワンサカいるので知らない人のほうが少ないでしょう。
そのヴォルデモートについて昔に知ったトリビアを今突然思い出したので書き残しておきます。
ヴォルデモートはヴォルデモートと読まない!?
そのトリビアとは、ヴォルデモートをヴォルデモートと呼ぶのは間違いだということ。
ヴォルデモートは、実はヴォルデモートじゃないんです。
え?どういうこと?ってカンジですが、本当なんです。数年前にとあるハリー・ポッターファンのツイートに作者のローリングさんが引用リツイートしたことで明らかになりました。
“Voldemort”の最後の“t”は読まない
そのツイート。
@Universe_Box One piece of Harry Potter trivia I always forget to mention: the "t" is silent in Voldemort, according to @jk_rowling.
— Michael Lucero (@travelsoflucero) September 9, 2015
曰く、「いっつも言うのを忘れちゃうハリー・ポッターの雑学クイズをひとつ。J・K・ローリングによると、ヴォルデモートの“t”は発音しない」。
えっそうなの!?となっちゃうこと請け合いですが、このツイートもう5年前なのか…。
作者自らの答え
このツイートに対して、ローリングさんは引用ツイートをして真実を語りました。
... but I'm pretty sure I'm the only person who pronounces it that way. https://t.co/HxhJ5XY5HP
— J.K. Rowling (@jk_rowling) September 9, 2015
曰く、「でも、そういう風に発音しているのは間違いなく私だけ」。
つまり“t”を発音しないというのは本当だということです。作者が発音しないなら、発音しないのが正しい。
ヴォルデモートの正しい発音
じゃあ、“Voldemort”はどう読めばいいのか。
“t”を読まないとなると、「ヴォルデモー」もしくは「ヴォルデモア」あるいは「ヴォルデモール」?
一般的に考えて、“t”を読まないのはフランス語読みですから、ヴォルデモール(ルは小さめに)って読むのがいいのかな。
ちなみに、映画公開前のオーディオブックでは「ヴォルデモール」と発音していたという指摘もあり、となると「ヴォルデモート」と間違って広まっちゃったのは映画のせいと言えるかもしれませんね。
最後に
まぁかなり今さらな話題ですが、ちょうど彼は名前を呼んじゃダメな人なので今度からは“例のあの人”で統一しましょう。
わかったか、ポッター。