2021年夏真っ盛り、夏といえば甲子園!ということで今、甲子園は大盛り上がりとなっています。
そして、高校野球を見ているとどうしても高校野球の監督をやって甲子園を目指したくなるものです。
高校野球の監督シミュレーションといえばアートディンクの『栄冠は君に』シリーズや、フリーウェアの『高校野球シミュレーション』などがよくできていて面白いのですが、今回はいつでもどこでも遊べるようにスマホアプリで探してみました。
ありましたね、『私を甲子園につれてって』というタイトルのゲームが。遊んでみるとなかなか良かったのでご紹介。
といっても攻略や説明ではなく、ぼくが感じたことを感じたままに私的に感想を書かせていただきます。
『私を甲子園につれてって』とは
私を甲子園に連れてって - 野球シミュレーションゲーム
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『私を甲子園につれてって』は、高校野球の監督となって甲子園を目指すゲームです。
プレイヤーは監督となり選手を育成し、試合では作戦を練りサインを出して勝利を目指します。
試合は自動で進行して必要なときに必要な采配を振るうシステム。選手たちを導いて甲子園を目指しましょう。
ちなみに、アイコンのお姉さんはネビゲート役のマネージャーかなんかかと思ったら、彼女こそプレイヤーの分身であり、監督となるキャラクタです。びっくり。
導入でそれを語られてビックリしたんですが、ゲーム自体は本当に硬派な高校野球シニュレーションなので安心してください。
1年は、新入生入部→夏の予選→甲子園→3年生引退→秋季大会→春のセンバツのサイクルで過ぎていきます。
選手には性格があり、それぞれに合った練習をすると効果的にパラメータが上がっていきます。最初は頼りなかった1年生が3年生になって頼もしいレギュラーになるとうれしいものです。
3年生は卒業し新入生が入ってきてチーム事情が1年ごとに変わるので、常勝チームをつくるのはなかなか骨が折れますが、やりがいはあるナイスなゲームだといえるでしょう。
野球好き、とりわけ高校野球好きの方はとにかく楽しめるのは間違いありません。
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『私を甲子園につれてって』の素晴らしさ
というわけで、ぼくはインストールするや否やドハマりして遊んでるわけですが、それも野球ゲームとして面白いからこそ。
野球好きから見たらわかちゃうんですが、練習メニューや試合の指示などを見ると、制作者の野球への愛情やリスペクトが感じられるのが素晴らしい。だからこそ、野球にあんまり興味がない人には敷居が高すぎるかもしれませんが。監督がお姉ちゃんだからって侮ることなかれ。
また、野球のシミュレーションゲームって育成は楽しくできるものの試合が結構ダルかったりするんですが、このゲームはまぁ適度でサクサク進むほうでストレスはあまりありません。打者ひとりあたり1球で結果が出る(カウントの概念がない)のは思い切った簡略化ですね。他の部分で野球へのこだわりが見える分、ずいぶんと思い切ったところを切り捨てたなと思います。スマホでサクサク遊ぶことを優先した結果だとは思いますが、サクサク進むからこそ止められないという効果もバツグンに出ており、かえって良かったのかもしれません。
また、甲子園には割と簡単にいけるけど優勝は一筋縄にはいかないというのもウマい。甲子園には、天才が2人ほど入部すると(特に投手)確実に行けるんですが、決勝で跳ね返されて「来年こそ!」と半分ゲームを忘れて思ってしまうんです。これも止めどきを見失う理由。
甲子園がちゃんと甲子園になってるところもいいですね。
つまり、『私を甲子園につれてって』は、スマホで遊ぶことを前提として高校野球をゲームに落とし込んでいるわけです。なので非常に遊びやすいし、楽しい。
もっともっとマニアックに仕上げることも可能だったはずですが、あえてそれをしなかった製作者のクリエイティビティには脱帽です。
最後に
というわけで、『私を甲子園につれてって』は、スマホアプリとしての高校野球シミュレーションゲームの完成形のひとつだと思います。それほどのデキ。
調べてみると、結構前にリリースされ、だいぶブラッシュアップされてるみたいですね。そこにも制作者の愛情が感じられて大変いいですね。
みなさんも、『私を甲子園につれてって』で甲子園春夏連覇を目指しましょう。
ぼくは、天才1年生エース長谷川くんが3年になった大チャンスの年に甲子園決勝で敗れてまだショックから立ち直っていません!お先にどうぞ!
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