いきなりですが、Netflixの『ワイアット・アープ&カウボーイ・ウォー』、オススメです。
かの有名なOK牧場の決闘のあとの出来事を丁寧に追った再現ドラマ入りのドキュメンタリーとなっております。
OK牧場の決闘、ガッツ石松じゃないよ、その元ネタだよ。
OK牧場の決闘とその後を描く
この『ワイアット・アープ&カウボーイ・ウォー』はOK牧場の決闘の経緯とその後の政治的帰結を再現ドラマと歴史家たちの証言で描いています。
OK牧場の決闘といえば、『荒野の決闘』から始まって再三映画化ドラマ化されています。その内容は、正義の味方ワイアット・アープが悪のカウボーイズをやっつける、完全なる勧善懲悪の物語です。なので、「決闘で正義は勝ちました。めでたしめでたしチャンチャン」で終わります。まぁ、西部劇の決闘なんてそんなもんです。それが定番です。ぼくもそんなカンジで記憶してました。
しかし、事態はそれで終わらなかった。OK牧場の決闘は、善悪の抗争の終わりではなく、始まりでした。

(画像:https://www.netflix.com/jp/title/81572104内の動画より)
ドラマ部でワイアット・アープを演じるティム・フェリンガムさんカッコいいね。
それはさておき、アリゾナのトゥームストーンという小さな町で起こった決闘が全米のニュースになり、やがて大統領も決断を迫られる事態になっちゃうその経緯が面白い。
決闘は公務か私闘か司法にかけられ、それがやがて北部の共和党と南部の民主党の代理戦争の様相も帯びてくる。司法はあてにならないと思ったアープは弟モーガンを殺され復讐のために自警団を結成、無法者集団カウボーイズの首領アイク・クラントンもワープの命を狙う。マスコミは無責任に興味本位で奉じる。大統領は世論を気にして動かない。
そんな背景は、勧善懲悪の西部劇では一切語られませんでした。ウエスタンのガンマンは正義のヒーローですから。日本の時代劇と同じですね。でも、みんなの憧れカウボーイやガンマンはそんなにキレイなもんじゃないよ、と。その真実が垣間見えるのが面白い。ワイアットだって、復讐に燃える殺人鬼になっちゃったからね。
『ワイアット・アープ&カウボーイ・ウォー』について
まぁとにかく、この『ワイアット・アープ&カウボーイ・ウォー』かなり楽しめました。是非みなさんにも見ていただきたいので公式トレーラー置いておきますね。カッチョエエよ。
あ、そして各エピソードの概要も置いておきます。全6話です。公式サイトより転載。
- トゥームストーンでの事件…1881年、アリゾナ。すべての始まりは、駅馬車の強盗事件だった。諸外国との取引をも危うくしたこの事件が、アープ兄弟とクラントン率いるカウボーイズの決闘へと発展していく。
- 銃撃戦…銃撃戦でその名を汚すこととなったアイク・クラントンは、アープ兄弟とドク・ホリデイが冷血な人殺しであるかのような印象を植え付け、世論を誘導しようとする。
- 世紀の裁判…殺人容疑をかけられたアープ兄弟とドク・ホリデイは、自分たちの無罪を証明するため、弁護士を味方につける。銃撃戦のニュースは波紋を呼び、国中の意見が真っ二つに割れることに。
- カウボーイズの逆襲…裁判で負けたカウボーイズの面々は、暗殺を企てトゥームストーンでの実権を取り戻そうとする。一方、衝撃的な殺人を目の当たりにしたワイアットは、一線を越える決意を固める。
- "報復の追跡"…アリゾナの司法制度に期待はできないと考えたワイアットは、自らの手で裁きを下すため、アイク・クラントン一味を追う自警団を結成。その動向は、数々の紙面を賑(にぎ)わすことになる。
- 最終決戦…トゥームストーンでの殺人発生率が跳ね上がるなか、ワイアットとアイクは最終決戦に向けて仲間集めに奔走する。激化する抗争を鎮めて秩序を取り戻すため、ついには大統領が動く事態に。
是非、ご覧あれ。
最後に
WBCを観るためにNetflixのアカウント作ってそのまんま放置している人とか、是非どうぞ。
ひとつのエピソードは30分~40分程度なので、1日1話でも6日間で堪能できます。忙しい人でも大丈夫!
また、西部劇が好きな人にとってはそのバックボーンの知識として入れておくべき情報満載なので視聴必至です。
まぁ、ゴチャゴチャ言わんでもとにかく面白いので、みんな観れ!