絶賛開催中の2022年のSteamサマーセールですが、買いたいゲームは数あれど現在色々と節約をしている現状ですので指を咥えつつSteamストアページを見ていたわけです。
そしたらたまたま見つけた『XLarn』。75%オフで124円。やっす。
なんかドット絵の迷宮でローグライクっぽい、ぼくが好きそうな予感。ん?ローグライクっぽい?Larn?ああこれ『Larn』か!
というわけで、124円ならいっか、と購入。
そしたらやっぱり『Larn』のリメイクでした。買って正解!
『Larn』とは
『Larn』は1986年に登場したローグライクゲームです。元々の名前は『The Caves of Larn』。その後、1989年に『Ultra Larn』、1990年に『Amiga Larn』が登場しました。
ローグライクゲームとは、元祖コンピュータRPGのひとつ『Rogue(ローグ)』のシステムを採用したゲームです。
『ローグ』についてはぼくのこの渾身の記事をどうぞ。
『Larn』は、自分の娘が謎の病気になって瀕死の状態でそれを助けるために危険の地へ向かう、というなかなか珍しい導入ですが、ダンジョンに潜っちゃえば冒険の動機などどうでもいいですね。
まぁとにかく、『Larn』はローグライク。
『XLarn』を遊ぶ
で、ここに来てくれている方はご存知でしょうけども、ぼくはローグライクが大好物なんですが、AngbandやADOMやNetHackなどは遊び倒してるのに実はこの『Larn』だけは遊んだことなかったんですよね。
そういう意味でも今回購入したのは間違ってないのです。
というわけで遊んでみました。
名前を入力してキャラメイク。とくにクラスとか種族の概念はないようです(調べてみたらやっぱりそうでした。でもULarnにはあるらしい)。
ゲーム開始となったらいきなりフィールド。
ほほう、Angband系のように外の概念があるのか、と思ったもののそんなに広くない。どうやらこれは自分が住む村のようです。娘が伏せる自分の家と、それ以外はショップとか銀行とかがチョロチョロあるだけ。
ダンジョンに潜ると、ローグライクの基本であるルーム&コリドール(部屋と通路)のようなマップではなく、単純な迷路ってカンジです。
正直、このタイプは探索しにくいので苦手ではありますが、広く見渡せるのでまぁいいかってカンジです。
そして、ローグライクの肝である食糧システムがありません。これはちょっと個人的にはローグらしさがひとつ減ってるのでどうかと思うんですが、『Larn』はクエストに時間制限があるらしい。そうなると思い切って食糧システムを削るのも有りかもしれません。
迷路のようなマップ、食糧システムの削除、この2つによってサクサク進むのは間違いなく、複雑になりがちなローグライクにおいては非常に遊びやすく、ローグ初心者も安心して遊べるでしょうね。
ただでさえ一旦起動するとやめるのが難しいローグライクなのに、その遊びやすさのせいでいつまでたっても遊んでしまう恐れがあるので気を付けましょう。
最後に
というわけで、この『XLarn』は遊びやすいローグライクですので、ローグが気になってたけど躊躇してたって方、時間を潰せるローグライクを探している歴代の勇者さんは是非遊んでみてください。
セールが終わっても498円ですから、お得ですよ。
ただし、日本語は未対応です。中学レベルの英語でなんとかなりますけども。