2020年1月某日、仕事はじめ。
群馬県太田市に向かったはいいけどどうも気が乗らない…というわけで『ドラゴンクエストウォーク』を起動してブラブラ。はい、サボりです。
テクテク歩いてると遠くにメガモンスターのドラゴンの姿を発見。「ちっ、ドラゴンか…まぁいいや、こころもらっとくか」と近くに行ってみると地図上に「義貞駒つなぎの松」の字が。
「義貞?ああ、新田義貞か。新田近いもんな。義貞が馬を繋いだ松なのね」と顔を上げてみると遠くにでっかい松が。
「おおーすげー」一気に興味は『ドラクエウォーク』から松へ。
義貞駒つなぎの松
近くに行ってみるとデカいデカい。
ここまで太くて高い松はなかなか拝めませんよ。
スゴい迫力です。
しばし松を見たあと、案内板を読んでみました。
ふむふむ、生品神社で鎌倉幕府討伐の兵を挙げた新田義貞は南進し、利根川を渡る前に岸で休息を取った、そのときに義貞がこの松に馬を繋いだ、というわけですね。
しかしこれは言い伝え。
昔は「新田氏根本史料」などから南進して利根川を渡ったという説が有力だったんですけど、現在では西に向かって前橋で利根川を渡り、高崎で越後新田氏の軍勢と合流してから鎌倉に向かったとされてますから、果たしてこの松に馬を繋いだのが本当なのかどうか…。
埼玉県狭山市にも「新田義貞駒繋の松」という松がありますから、義貞は松に馬を繋ぐのが好きだったんだなぁ…ということがわかります。じゃなくって高崎から南下した説のほうがしっくり来るということがわかります。
義貞が南進したとして、ここで馬を繋いで休んでいるときに一体義貞はどんな気持ちでいたのだろうか…と思いを馳せながら松を見上げてみました。
ああ、いいな。ぼくはデッカい木を下から見上げるのが好きなんですよ。枝葉の間から漏れる光がたまらない。
この「義貞駒つなぎの松」は、群馬県太田市亀岡町393にそびえ立っています。周りに高い建物が一切ないのでその存在感は圧倒されますよ。
すぐとなりにセブンイレブンがあるので、そこでコーヒーでも買ってゆっくりと休息をとりながら新田義貞に思いを馳せるのもいいんじゃないでしょうか。
最後に
ひとしきり松を愛でたあと、しっかりとドラゴンのこころはゲットしました。
『ドラクエウォーク』で遊んでいると、たまにこういう発見ができて面白い。歴史好きは是非『ドラゴンクエストウォーク』をやろう。
え?そんな結論?