最近知ったYouTubeのYUKIMURA CHANNELの動画が面白いんです。
歴史好きの管理人ユキムラさんが独自視点で解説する動画で、城の解説や武将の解説、はたまたネタ動画まで幅広く歴史を扱ったものばかりなんですけども、中でも合戦解説動画がベラボーに面白いのでご紹介したい。
まぁ、既に有名みたいではありますけど。
YUKIMURA CHANNEL合戦解説動画の面白さのヒミツ
このチャンネルの合戦解説動画なんですが、そのラインナップを見てみると、桶狭間の戦いや川中島、小牧・長久手の戦い、そして本能寺の変などの有名どころはもちろん、三木城の戦いや木津川口の戦い、耳川の戦いなど歴史好きならまぁ知ってるかなっていう合戦も網羅して、それどころか摺上川の戦いや真里谷城攻防戦などゴメンよく分からんとしか言いようがない戦いまで網羅しています。
どれも図解入りの戦場マップでわかりやすく、知らない人でも十分に楽しめる完成度で面白い。
なぜそんなに面白いのか。3点の理由が見つかりました。
面白さのヒミツその①動く戦場
このチャンネルの動画のクオリティは公開するごとに上がっていて、2年前に公開された桶狭間のときは図と説明文というカンジなんですけども、最近の動画ではまるで戦国ゲームのごとく部隊が動いてリアルタイムで合戦を見てるような感覚になってより分かりやすくなっています。
例えばこの長篠なんかだと織田、徳川、武田のそのときそのときの動きが同時に理解できるので非常に良い。
こういうのってテキストで追っていくと織田のターン、徳川のターン、武田のターン、みたいに順番に動いているような錯覚の陥りがちなので、リアルタイムで動いて見えるのが新鮮なんですね。
面白さのヒミツその②独自の考証、解釈
合戦解説動画のクオリティの向上に一役買っているのが、管理人ユキムラさんの独自解釈です。独自といいつつ、よく調べてらっしゃると思わざるを得ません。
特に、面白い解釈は本能寺。
本能寺の朝廷黒幕説も、今まで無かったわけではありませんが、この動画の説はもっと上を行っています。ネタバレなのでこれ以上は言いませんが、この動画は見たほうがいい。「敵は本能寺にあり」と光秀が叫んだときは鳥肌立ちました。
面白さのヒミツその③俯瞰の高さ
面白さのヒミツとしてひとつ目に「動く戦場」と挙げましたが、動くのは戦場だけではありません。その周りの勢力が戦いに影響されどのように動くかというのも全体として見て取れるのもスゴいのです。
俯瞰の視点が高いというか。
それが発揮されているのが、安祥合戦の動画ですかね。
松平と織田の戦いに今川が絡んでくるので影響を受ける範囲がかなり広いのですが、これがちゃんとフォローされています。
今川・松平と織田がそれぞれ影響し合ってその他の周りの豪族の去就も二転三転して面白いのですが、それがリアルタイムに見られるのは超楽しい。
合戦場の戦術面だけでなく、それを取り巻く戦略面の動きが見られるのって、ありそうでなかなかないですよね。この安祥合戦の動画に限って言えば、各勢力の戦略の動きによってのちの家康である竹千代があっちこっちに動いてる理由が分かっていいですよ。
最後に
というわけで、ヒマなときはとりあえずYUKIMURA CHANNELの合戦解説をテレビで垂れ流している昨今のぼくなのです。
合戦だけじゃなく、もうすべての動画がオススメなので興味がある方は見てみてください。いや、歴史や戦国時代に興味が無い人でも楽しめると思います。そういう人はこんなのから見てみるのも良いかと。
とにかく!
YUKIMURA CHANNEL、オススメです!