※8月22日更新:決勝
どうも!コバヤシです。
ぼくがリオデジャネイロオリンピックで注目するのは、アメリカの男子バスケットボール代表チーム、そう、ドリームチームです。
その初代のレジェンド級のドリームチームについては以前書きました。
バルセロナオリンピック以降、アメリカはオリンピックのバスケットボールにはドリームチームを組んで挑んできました。今回のリオ五輪も例外ではありません。
今年も粒ぞろいのメンバーで、注目せざるを得ないわけです。
ドリームチームとは?
ドリームチームは、1992年夏に開催されたバルセロナオリンピックに出場したバスケットボール男子アメリカ合衆国代表の公式のニックネームである。現役のNBA選手が代表入りした最初のナショナルチームであった。
ESPNはNBA史上屈指のスタープレイヤー達で編成されたこのチームを史上最高のスポーツチームと位置付けた。ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂は「この世のバスケットボールの才能の最高のコレクション」と評した。オリンピック本選では平均で44得点差を付け、決勝戦ではクロアチアを破って金メダルを獲得した。
初代のドリームチームはマジック・ジョンソン、マイケル・ジョーダンを中心とした、正に正にドリームチームでした。今見ても鳥肌が立ちます。(詳しくは上記記事にてどうぞ)。
ドリームチーム2016
で、ここでは2016年リオデジャネイロオリンピックのドリームチームについてメンバーや成績などをまとめていきます。
ロースター
#4 ジミー・バトラー(シカゴ・ブルズ)
シカゴ・ブルズのシューティングガード及びスモールフォワード。ディフェンス技術に長けていましたが、近年はオフェンシブスキルも成長しっぱなしです。無尽蔵のスタミナで走り回るイメージ。
#5 ケビン・デュラント(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
スモールフォワード。チャンピオンになるために、2016年7月にサンダーからウォリアーズに移籍してビックリさせてくれました。常に冷静なプレイスタイルに加え、長いリーチを生かしたシュート、ディフェンスは他の追随を許しません。
#6 デアンドレ・ジョーダン(ロサンゼルス・クリッパーズ)
クリッパーズのセンター。オフェンス、ディフェンスともゴール下では間違いなく相手の脅威となります。身体能力を生かした迫力満点のスラムダンクはNBA屈指。フリースロー下手です。
#7 カイル・ロウリー(トロント・ラプターズ)
ラプターズのポイントガード。確実なスリーポイントは現在のNBAのトレンドにマッチしてますね。ステファン・カリーにも劣らないNBAを代表するポイントガードです。
#8 ハリソン・バーンズ(ダラス・マーベリックス)
2016年7月にウォリアーズからマーベリックスに移籍したスモールフォワード。バスケの名門、ノースカロライナ大出身で、まだまだ伸びそうな選手です。
#9 デマー・デローザン(トロント・ラプターズ)
シューティンッガード、スモールフォワードをこなします。スリーポイントやジャンプシュートの精度をメキメキ上げてるし、ダンクも豪快でそれらを効果的な場面で確実にキメます。他のプレイヤーを活かすのがウマい。
#10 カイリー・アービング(クリーブランド・キャバリアーズ)
レブロンとともにキャブスを牽引するポイントガード。試合を作るだけでなく、ゲームを決定づけるシュートもキメられる申し分ないポイントガード。左ひざが心配です。
#11 クレイ・トンプソン(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
ウォリアーズが誇るシューティングガード。ステファン・カリーとともにスプラッシュブラザーズと呼ばれる、NBA屈指のシューター。その美しいシュートのフォームは必見です。
#12 デマーカス・カズンズ(サクラメント・キングス)
パワー、スピード、テクニックを兼ね備えたセンター。得点とリバウンドのダブルダブルはカズンズの十八番。テクニカルファールもらいすぎなのが心配。
#13 ポール・ジョージ(インディアナ・ペイサーズ)
パワーフォワード、スモールフォワードどっちでもいけるオールラウンダー。身体能力が高く、しなやかにスリーポイントを量産します。ディフェンスも素晴らしく、常に相手チームのエースとマッチアップしてます。
#14 ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
血気盛んなスモールフォワード。トラッシュトークが得意。暴行で逮捕されたりお騒がせ男です。
#15 カーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス)
スモールフォワードでNBA屈指のスコアラー。オフェンスのときの1on1のスキルはすごい。ディフェンスはイマイチ?北京、ロンドン金メダリストで、ドリームチームの一員としての経験は豊富です。
エキシビジョン成績
このドリームチームはオリンピックに来る前に5回のエキシビジョンゲームをこなしています。もちろん全勝です。
1.対アルゼンチン(2016年7月22日)
111-74で勝利。デュラント23得点、カズンズ15リバウンド、アービング6アシスト。
2.対中国(2016年7月24日)
106-57で勝利。デュラント19得点、アンソニー8リバウンド。
3.対中国(2016年7月26日)
107-57で勝利。カズンズ21得点、カズンズ11リバウンド、トンプソン5アシスト。
4.対ベネズエラ(2016年7月29日)
80-45で勝利。トンプソン、アービング13得点、カズンズ12リバウンド、グリーン6アシスト。
5.対ナイジェリア(2016年8月1日)
110-66で勝利。アンソニー19得点、ジョーダン9リバウンド、ロウリー11アシスト。
オリンピックでの試合
アメリカは、セルビア、オーストラリア、フランス、ベネズエラ、中国と同じ予選リーグです。上位4チームがクウォーターファイナルに進出します。全く問題ないでしょう。結果は追記していきます!
予選リーグ
1.対中国(2016年8月6日)
119-62で勝利。デュラント25得点、バトラー6リバウンド、デュラント6アシスト。
2.対ベネズエラ(2016年8月8日)
113-69で勝利。ジョージ20得点、ジョーダン9リバウンド、ロウリー9アシスト。
3.対オーストラリア(2016年8月10日)
98-88で勝利。アンソニー31得点、アンソニー、カズンズ8リバウンド、アービング5アシスト。
4.対セルビア(2016年8月12日)
94-91で勝利。アービング15得点、ジョージ9リバウンド、カズンズ5アシスト。
5.対フランス(2016年8月14日)
100-97で勝利。トンプソン30得点、デュラント6リバウンド、アービング12アシスト。
Quarterfinals(準々決勝)
対アルゼンチン
105-78で勝利。デュラント27得点、ジョージ8リバウンド、デュラント6アシスト。
Semifinal(準決勝)
対スペイン
82-76で勝利。トンプソン22得点、ジョーダン6リバウンド、ロウリー、トンプソン3アシスト。
Final(決勝)
対セルビア
96-66で勝利!金メダル獲得!
デュラント30得点、カズンズ15リバウンド、ロウリー5アシスト。
最後に
こうやってみると、なかなか個性的で強いメンバーが揃ってますね(初代ほどではないにしろ)。カリーとレブロン、そしてコービーがいたらなぁ、と個人的には思ってますけども。
試合の結果や、その他新しい情報などが入ったらこの記事に追記していきます。ドリームチームのことならこれからもここにおいで!
8月22日、決勝戦でセルビアに勝利し、金メダル獲得しました!
なんだか危ない試合も多かった気もしますが、やっぱり金メダルじゃないと納得されないチームですからね。
ではまた。