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ずっと観たかった映画『GONIN』が無料公開されてるので観た!

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みなさんは『GONIN』って映画をご存知でしょうか。

ヤクザの金奪っちゃった男たちがひたすら悲惨な結末を迎える映画なんですけど、ノワールなクライムアクション好きなぼくですが、なんだかずっと見逃していた映画です。

これがなんとYouTubeで無料公開されてるのをたまたま発見、「ヤッター!」と小躍りしたぼくは、鑑賞しました。こういうの家族の前で流すとカミさんに怒られるので休日にひとりで。

『GONIN』とは

『GONIN』(ゴニン)は、1995年に公開された石井隆監督によるバイオレンス・アクション映画です。

元々はR-15指定作品でしたが、再編集を経て一般作品になったそうです。一般作品でええんか、これ。

あらすじがWikipediaで非常にウマくまとまってたので転載。

借金まみれのディスコ・バーズのオーナー・万代(佐藤浩市)、刑務所帰りのイケメン男娼・三屋(本木雅弘)、現職時代は高い検挙率を誇りながら汚職に手を染めた挙句懲戒免職を喰らった元刑事・氷頭(根津甚八)、リストラされたサラリーマン・荻原(竹中直人)、パンチドランカーの元ボクサーで大越組の下っ端構成員・ジミー(椎名桔平)。社会から弾き出された5人は大胆にも暴力団・大越組の組事務所に押し込み強盗に入る計画を企て、辛くも成功する。しかし、ジミーを捕らえて拷問し万代たち5人の仕業と突き止めた大越組は、二人組のヒットマン・京谷(ビートたけし)と柴田(木村一八)を雇って報復に出る。恋人のナミィー(横山めぐみ)を殺されたジミーは大越組に乗り込むが射殺される。荻原は自宅に戻ったところを京谷に射殺される。氷頭は、元妻と娘との会食中を襲われ、元妻と娘が射殺されたものの逃げ延びる。万代と三屋は逃走のため共に新宿バスターミナルに来たところを襲われ、万代は死に、三屋は逃げ延びる。合流した三屋と氷頭は大越組事務所を襲い、組長の大越(永島敏行)のほか、久松(鶴見辰吾)ら組員を殺すが、氷頭は京谷の凶弾に倒れる。逃げ延びた三屋は長距離バスで逃走するが、休憩中に乗り込んできた京谷と相討ちとなって死ぬ。

なんというか、あらすじ以前にスゴいキャスティングに目がいきますね。

まぁしかし、これを読めば見る人は選ぶんだろうなぁというカンジですか。

YouTubeで無料公開中!

この『GONIN』がYouTubeの松竹シネマPLUSシアターというチャンネルで無料公開されています。1週間限定だったらしくて、10月19日までです。

こういうの好きな人は是非見てください。

バイオレンス、エロス、狂気、すべてが最高

で、大興奮して満を持してってカンジでこの映画を見たわけですが、まずは「何やこのキャスティングは!」と思いましたね。なんと言うか、みんな当たり役です。ハマりすぎるほどにハマってます。

そして、その演技が紡ぎ出す世界観に圧倒されます。狂気。

特に、竹中直人演じる荻原が帰宅してからの一連の流れがスッゲー狂気。「ああ、帰ったら既に家族が殺されちゃってるってことか」とか思ってたらとんでもない。そのはるか上をいく狂気。そしてそれを理解させる秀逸な演出。素晴らしい。

そしてやっぱり雨の襲撃ですか。この場面は『GONIN』ファンのみならず映画ファンには絶賛する声が多く、初めて見ることになったんですが、納得です。ちっさいビニール傘とスウェット姿で拳銃を撃つビートたけし、最高。その直前の永瀬敏行、鶴見辰吾の演技も、サイコー。

しかし、バックに流れるホモセクシュアルなテーマはちょっと消化しきれないカンジ。必要なのかどうか、一度見ただけでは分からなかったので、これは繰り返し観て理解を深めるとしましょう。

そして、ラスト。本木雅弘とビートたけしの相撃ち、ぼく的にはもっと泥臭く汚くしてほしかったかなぁ。なんかちょっとキレイにしちゃった感が、薄汚ねぇぼくには合いませんでした。

 

最後に

というわけで、今なら(2023年10月19日まで)YouTubeで無料見られるのでこういうのが好きな方は是非!

Primeビデオならレンタル、Huluなら見放題っぽいのでそちらでもどうぞ。

GONIN

GONIN

  • 佐藤浩市
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