胃潰瘍から血ぃ吐いて救急で運ばれてからはや5ヶ月。本日、病院に行ってその治療もひとまず終了しましたことをご報告いたします。
胃が痛くなって胃潰瘍と判明して薬疹が出て血ぃ吐いて入院して…長かったなぁ。
ピロリ菌の尿素呼気試験
今日病院に行ったのは、ピロリ菌の検査のためでした。
ピロリ菌洗浄(除菌)の抗生物質とか胃酸を抑えるのとか3種類がセットになってるやつを毎食後に1週間飲み続けてから2ヵ月、やっとその時が来たのです。ていうか、なんで2ヵ月置くんですかね。そういえば聞いてくるの忘れました。
まぁ、それはさておき、今日はその洗浄でピロリ菌がぼくの身体からいなくなったかどうかのチェックってわけです。
どうやるのかというと、「尿素呼気試験」というやり方で、ぼくの吐きだした息を調べるとのこと。
そういえば、薄く印刷された紙を渡されてたんだった。
身体の負担がない上に、非常に精度が高いそうな。ラクでいいね。
尿素呼気法は、 Urea Breath Test といって、ピロリ菌の持つ ウレアーゼ活性 を利用した検査ということになります。
感度97.7~100%、特異度97.9~100%と、ともに高い検査です。また、患者さんへの侵襲がないことも大きな特徴です。
精度の点からも、患者負担の点からも大変優れた検査です。
ただし、試験4時間前からは何も口に入れてはダメですし、息の検査なので30分前からはタバコはNGなので試験の時間によってはなかなかキツいものがあります。
実際、ぼくは13時30分からだったので朝メシを早めに食べて昼メシ抜きで臨むことになりました。終わってからその日のうちに結果発表だったので、夕方までメシ食えずで腹減って腹減って仕方がありませんでした。しかも、ずっと病院にいるのでタバコも吸えん。地獄か、みたいな。
尿素呼気試験の結果!
検査が終わって1時間ほど、ずっとお世話になっていた先生に呼ばれて結果発表の運びとなりました。
もうドッキドキ。
洗浄はしたのでまぁ大丈夫だろうということなんですけども、実際どうだったか聞くまでは安心はできませんよね。もし、まだピロリの野郎がいたら治療が長引きますし、また吐血で救急搬送なんてことにもなりかねません。将来的には、胃ガンの発症なんてことも考えられます。
だから、ドッキドキ。
大人しく診察室に入ると先生が「あ、どうもコバヤシさんお久しぶりです。大丈夫でした」といきなり結果発表、ぼくもリアクションが取れずに「あ、そうすか」と言っただけ。なんか拍子抜けしちゃいました。
しかし、ぼくの胃にピロリはもういない!あいつら撲滅したったで!
これで、一応の決着を見ました。
最後に
というわけで、吐血前よりも疲れやすくなっているような気はしますが、ぼくの胃にはもう異常はない。
しかし、一度ピロリがいたずらした胃というのは、やっぱりそれがまったく無い人よりも胃ガンのリスクは高いそうです。なので年に一度は胃カメラを飲んでチェックするべきとのことでした。
うげー!もう胃カメラなんて御免なんですけど!しかし、胃ガンの発見が遅れて死んじゃうよりはマシか。
ともあれみなさん。吐血してからこっち、色々とご心配をおかけいたしました。コバヤシマサキは、もう大丈夫です!