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ヤマカガシは毒ヘビらしくない毒ヘビです


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男の子が公園でヤマカガシにかまれて重体になって話題となってます。

ヤマカガシはれっきとした毒ヘビですから注意が必要なんですが、実は日本に生息しているほかの毒ヘビ、マムシとかハブとかとはちょっと違ってるんでちょっと面白い。

ヤマカガシって?

ヤマカガシ(山楝蛇、赤楝蛇、Rhabdophis tigrinus)は、有鱗目ナミヘビ科ヤマカガシ属に分類されるヘビ。有毒。特定動物。

引用元:ヤマカガシ - Wikipedia

成長するとくすんできますが、幼いうちは割と色鮮やかですぐにヤマカガシとわかります。クビのあたりの黄色い帯が特徴です。さらに地方によっても色が違ったりするみたい。

こんなん。

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カエルなどを食べるので水辺で見かけることが多いんですが、水田の減少、それに伴う餌の減少でヤマカガシ自体もだいぶ数が減っているようです。

このヤマカガシ、年配の方なんかは「毒はない」と思ってらっしゃる方が多い。実際、ヤマカガシが毒ヘビだと認識されたのって割と最近みたいです(初の死亡例はたしか1972年)。

毒ヘビらしくない毒ヘビ

確かに、よく考えたらヤマカガシは毒ヘビらしくない毒ヘビです。

まず、頭が丸い。

一般に、毒を持つヘビは頭が三角で、毒がないやつは丸いと言われてます。それは割と本当でマムシやハブなんかの頭は三角形です。毒のないアオダイショウやシマヘビなんかは威嚇するときに頭を三角にしたりしますから、ヘビ界でも「おっかないのは頭が三角」って認識はあるんでしょう(笑)

とはいえ、コブラ系なんかは頭は丸いんですけどね。

そして、毒牙は超ちっさい。2ミリ以下らしい。しかも口の奥にある。これも毒へビらしからぬ。マムシとかハブとかの毒牙は口の一番先っちょにニョーってありますからね。

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(画像掲載元:ジャパンスネークセンター | 施設案内:施設案内

ヤマカガシの毒

ヤマカガシの毒は強い血液凝固作用を持っていて咬まれると血栓が形成されてしまいます。それに伴って血小板が減少し、血液が止血作用を失ってしまいます。今回咬まれた男の子も血が止まらなかったといいますね。

また、血栓が形成されると一時的に頭痛が起こることがあるとのことで、これも今回の男の子に症状が出ています。

いずれにせよ、咬まれないように注意ですね。

最後に

マムシやハブに比べると何だか知名度が低いヤマカガシですが、立派な毒ヘビには違いないので、みなさん注意してください。

近づいたりちょっかい出したりしなかったら何にもしないおとなしい性格なので見かけてもほっとくのが吉。たまに攻撃的な個体もいるらしいですし。

もし咬まれたら市販の毒吸引器も有効ですが、すぐに病院行かなきゃダメですよ。