いよいよ開幕のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)ですが、今回も日本球界に在籍した選手が各国の代表に選ばれてたりしますし、昔見たことある選手が監督やコーチになってたりします。
2017年のときにもやったんですけど、日本球界にゆかりのある選手、監督、コーチをまとめてみようと思います。
【2023WBC】日本プロ野球に在籍した選手・監督・コーチ
台湾(チャイニーズ・タイペイ)
宋家豪
2016年から東北楽天イーグルスに所属。
中継ぎとしてチームになくてはならない存在になっていますよね。
2019年のプレミア12では代表に選ばれるも辞退していますが、今回は代表入り。何か期するものがあるのでしょう。
呉念庭
2016年にドラフト7位で埼玉西武ライオンズに入団。
台湾出身ながら日本の高校と大学に通ったため外国人枠の影響を受けない上、内野はどこでも守れて足も長打力もそれなりにあり、チームにとっては大変便利な選手と言っていいでしょう。
もうひとつ突き抜けそうで突き抜けないもどかしさはあるものの、今回のWBCの経験はシーズンにも活かされてくるでしょう。
王柏融
2016年から北海道日本ハムファイターズに所属。
台湾プロ野球で打率4割をマークするなどしたあと、鳴り物入りで日本球界にやってきましたが、なんだかパッとしないままついには日本ハムを退団後育成契約を結んでいます。
その才能は間違いなく年齢もまだまだ若いのでこのWBCをキッカケにもう一度才能が開花する可能性もあるでしょうし、おそらく本人もヤル気マンマンのはずです。
許銘傑
埼玉西武ライオンズ、オリックス・バファローズで活躍した許銘傑が台湾代表のコーチとしてWBCに参加します。2018年にはライオンズで二軍コーチもやってますね。
日本の球団に在籍していたのは2000年~2011年。2010年から登録名を「ミンチェ」にしましたが、この名前のほうが馴染があるかもしれません。
キューバ
フランク・アルバレス
2022年から中日ドラゴンズの育成選手となっている選手です。
育成なのに代表とは、キューバでもかなり将来を期待されているのでしょう。今回のWBCは貴重な経験になりそうです。
リバン・モイネロ
2017年に福岡ソフトバンクホークスに育成選手として入団、その後の活躍は知らない人はいないでしょう。
ホークスではセットアッパーやクローザーを務め、モイネロが出てきたら相手チームのファンは諦めるしかないほどの完璧なリリーバーです。
ライデル・マルティネス
2017年から中日ドラゴンズに所属。
2020年に24イニング連続奪三振のセ・リーグ記録を樹立、2022年にセ・リーグのセーブ王になった今が旬のリリーバーです。
ジャリエル・ロドリゲス
2020年から中日ドラゴンズに所属。
先発で苦労していましたがセットアッパーとして才能を開花させ、2022年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しました。
ジュリスベル・グラシアル
2018年よち福岡ソフトバンクホークスに所属。
アベレージを稼げかつ長打力も一流のヒッター。
チームでは主に左翼を守ってますが、実は投手と捕手以外守れるユーティリティープレイヤーです。
アルフレド・デスパイネ
2017年から2022年まで千葉ロッテマリーンズと福岡ソフトバンクホークスに所属。
キューバ代表でもマリーンズでもホークスでも常に打線の中心にいる強打者ですね。
中国
真砂勇介
2013年から2022年に福岡ソフトバンクホークスに所属していました。
柳田選手の愛称「ギータ」にあやかり、「ミギータ」なんて呼ばれてファンに親しまれていた。
両親が中国人で、今回中国代表に選出されました。
アメリカ
マイルズ・マイコラス
2015年から2017年に読売ジャイアンツに在籍していました。美しい奥様が日本の芸能界入りしたりしたので覚えてる人も多いでしょう。
日本で自信をつけ、メジャー復帰後に大活躍していきなり18勝を挙げたことでも話題になりました。
イスラエル
ケビン・ユーキリス
今大会イスラエル代表のコーチ。
2014年に東北楽天ゴールデンイーグルスに所属していましたが21試合しか出ていません。
バッティングフォームが超独特なので覚えている人もいるかもしれません。
日本に来る前はセイバーメトリクスの申し子みたいな選手だったんですが、楽天ってAJはじめそういう選手を獲ってきてましたよね。
オランダ
ウラディミール・バレンティン
2011年~2019年に東京ヤクルトスワローズ、2020年~2021年に福岡ソフトバンクホークスに在籍していました…って説明も要りませんね。
ホームラン60本打って日本のシーズン最多本塁打記録保持者ですからね。
オランダ代表の常連ですが、まだ現役だったのか…。
カナダ
スコット・マシソン
2012年から2019年に読売ジャイアンツに所属し、日本プロ野球では外国人選手の最多ホールド記録を持っています。
東京オリンピックのカナダ代表でしたが予選敗退、そのときに現役引退していましたが、なぜか今回選ばれ現役復帰しました。
プエルトリコ
ネフタリ・ソト
2018年から横浜DeNAベイスターズに所属しているチームの主砲です。
シーズン中にマルチ本塁打を8回も記録するなど固め打ちが得意なバッターですから、気分が乗ってくるとWBCでもバカスカ打ちそうです。
最後に
おそらくこれで全部です。漏れがあったらすみません。
しかしそれにしてもどうでしょう、結構いますね。
なんというかキューバがエグいですね。最近ホークスとドラゴンズはキューバの育成施設となっています。
それはさておき、これらの選手にも注目すれば、今回のWBCも大いに楽しめることでしょうから、是非チェックしときましょう。
もちろん、侍ジャパンも忘れずに!