今、とあるネットカフェからこれを書いてます。今日仕事なのに。
つまり、サボってます。
だって、気分が乗らないんですよー。
まぁ、営業ですから、サボってもあんまり大事にはなりません。結果さえ出してれば。
街にあふれるサボる人々
皆さん結構みませんか。明らかに仕事中の格好なのにパチンコしてたり、公園のベンチで寝てたり、今のぼくみたいにネットカフェにいたり。
「何このひと大丈夫?リストラされて家族に言えないでとりあえず家を出てきたひとたち?」とか思うかも知れません。しかし大半の人は大丈夫です。サボってるだけです。
中にはリストラされて家族に言えないでとりあえず家を出てきたひとたちもいるのかも知れませんが。
なぜサボれるのか
こういう人たちは十中八九、営業です。しかもフルコミという、成果報酬型で働いてるひとです。つまり売れればドカンと稼げるけど、売れなければ泣きそうなくらいの給料しかもらえない。
ぶっちゃけて言っちゃうと、こういうひとたちは会社に十分な売上げを渡し、自分の今月分の給料を確保し、来月分の給料の種を蒔いちゃえばもうその月の仕事は終わりなんです。
会社に十分な結果も出しているので、仮にバレてもあんまり問題になりません。中にはGPS付きの端末を渡し、絶対にサボるのを許さない会社もあるようですが、少なくともぼくの会社はバレても「テヘ」と言っておけばOKです。
そのかわり、結果が出ない月は大変です。大変どころじゃありません。「外で何やってんだテメーサボってんだろちゃんと仕事しろ!」と会社にいる間ずーっと言われます(ちょっと誇張あり)。
まぁ、結果出してれば大丈夫なんす。
なぜサボるのか
「だからといってサボるのはけしからん!不公平だ!」とか言う人もいますけど、それはちょっと違うんですよ~と言いたくなります。
営業は営業で大変なんですよ。
商品の情報を常に頭に入れて常にアップデートして、電話メールFAX伝書鳩ありとあらゆるツールを使って顧客に伝え、ありとあらゆる話術で買う気にさせ、結果買っていただいて結果を出す。
これを毎日やってごらんなさい。パンクしますから。ちょっと精神的に弱いひとは鬱になります。
そして、相手は人間です。そりゃあもういろんな人がいますよ。理不尽不可解面倒くさい人がほとんどです。
その人たちと毎日話してごらんなさい。パンクしますから。ちょっと精神的に弱いひとは人間不信になります。
だからして、頭を空っぽにして完全にオフする時間を作らなきゃなりません。それを毎日ちょっとの時間でその時間を作る人もいますし、数日に一回、一日盛大にその時間を作る人もいます。それはその人次第です。
つまり、サボる必要があるんですよ信じてくださいよ。この時間がないとやってられないんすよ。
結論
常に前線で戦う営業マンにサボる時間は必要なのです。ホントだってば。
さて、そろそろ会社に戻るかな。
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