サンソフト(サン電子株式会社)が、1995年にヒューマンからスーパーファミコン向けに発売されたホラーゲーム『クロックタワー』をカプコンと共同で現行機に移植するそうです。新規要素も追加して、「復刻版」として登場するみたい。
CLOCK TOWER 戦慄と絶望のホラゲ復活!恐怖はここから始まった...|サン電子株式会社のプレスリリース
マジか!あの恐怖が!甦るのか!
『クロックタワー』とは
巨大なハサミを両手でジャキンジャキンとしながら主人公を執拗に追いかける不死身の殺人鬼シザーマンからとにかく逃げる『クロックタワー』は、ヒューマンよりスーパーファミコン向けに発売されたホラーゲーム。タイトルの「クロックタワー」はシリーズ1作目の舞台の館の特徴が時計塔であり、作中でそう呼ばれていることに由来します。
プレイヤーはとにかく逃げる、隠れることしかできず、画面をポインタでクリックして何か逃げる手段を探すだけなので、その逃走劇はかなりもどかしい。これが結果として恐怖を煽ることになり徹底的に「逃げる恐怖」を味わえるホラーゲームとして秀逸な作風ですね。
シリーズは全部で4作ありますが、後半になるにつれ「主人公が攻撃できる」「閉鎖的な空間ではなくなる」とかもはや別のゲームみたいになってて「逃げる恐怖」は薄れちゃうのでぼくはあんまり好きではありません。『バイオハザード』の影響か?
『クロックタワー』、復活!
そんな『クロックタワー』が復活!あの恐怖がまた味わえる!となったわけです。
開発については、北米に拠点を置くWayForward、Limited Run Games の2社。気になる新規要素は、アニメのオープニング映像、新規テーマ曲、カットシーン追加、映像ギャラリー等ということです。
アニメのオープニング……?
え?これ?
………まぁいいや。
ちなみに、7月14日から3日間開催されるインディーゲームの祭典『BitSummit Let's Go!!』のサンソフトブースで主人公ジェニファーの等身大パネルが登場するそうです。このパネルと一緒に写真撮影してSNSで投稿すると、枚数限定のステッカーがプレゼントされます。
等身大パネルはこれ。
そして、いただけるステッカーはプレイステーションで発売された『クロックタワー2』のCD-ROMを模しています。
うん、ちょっと欲しいな。
最後に
というわけで、名作の復活はめでたい。
しかし、このオープニングのアニメみたいなグラフィックだったらちょっとアレですね。スーファミの16bitのドットグラフィックであってこそ怖かったというのもあるので。その辺どうなんでしょう…。ちょっと不安になったりしますが、是非遊びたいですね。
あ、ちなみに対応機種はSwitch、PS4、PS5、STEAM、Xbox One、Xbox Series X|Sとなっていて、価格は未定、発売は年内を予定しています。