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『だいふくもち』という怖い絵本を読み聞かせたら喜んで聞いていたウチの子

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みなさんは、絵本『だいふくもち』をご存知でしょうか。ぼくも子供の頃に読んだ記憶があるのですが、怖いです。ストーリーもさることながら、その独特の絵も怖い。

だいふくもち (こどものとも傑作集)

なんか不安になる絵ですねえ。

ぼくにとっては『おしいれのぼうけん』と並んで「なんか怖かった絵本」のツートップです。

『だいふくもち』あらすじ

いっつも「なんか楽して生きたいわー」と考えている怠け者のごさくは、ある晩、家の床下に300年ここにいるというしゃべるだいふくもちを見つけます。

このだいふくもち、小豆を与えるとポコンポコンと赤ちゃんだいふくもちを生みます。食ってみると大層ウマい。

ごさくがこのウマいだいふくもちを売り出したところ「ウマいウマい」と大評判。たちまちごさくは大金持ちになりました。

「これはいい!」と小豆をジャンジャンだいふくもちに食わせるごさく。そのうちにだいふくもちは……。

みたいなお話。

何が怖いってラストのオチが怖いんでここには書けませんけども。ちょっとトラウマになりますよねぇ。「めでたしめでたし」で終わらない絵本って珍しい。

何にせよ、心に強く残る絵本です。

喜ぶ我が子ら

ウチは長男が小さいときに懐かしさのあまりぼくが買っちゃって読み聞かせてたんですけど、長男も次男も娘も、ぼくに読んでくれってせがみまくってました。「読んで~」と最初に持ってくる絵本は必ずこの『だいふくもち』。

読んであげたらキャッキャキャッキャ喜んで聞いてました。

ヘタしたら小さい子供たちには敬遠されそうな『だいふくもち』。これをウチの子が喜んでたのにはワケがあります。

土佐弁を感情豊かに

この『だいふくもち』はもともと高知の民話らしくって、ごさくもだいふくもちも土佐弁でしゃべります。そしてぼくは坂本龍馬の大ファンで(むかし。今は“ただのファン”くらい)、一時期土佐弁を自分で研究していたことがあります。

なのでぼくは、登場人物たちのセリフを感情豊かに読んでいたのです。それがなんかツボだったみたいですね。特に、だいふくもちの「なんかおおせ(何かちょうだい)」というセリフには3人とも大爆笑してました。

多分、内容はよくわかんないにしても、ぼくのしゃべりが(表情も含め)面白かったんでしょうね。絵本の絵の不気味さに勝つぼくの面白さ。エッヘン。

最後に

まぁ、感情豊かに読むってのは読み聞かせするときの基本ですよね。

絵本の読み聞かせって割とメンドクサいし眠くなるし(ヘタしたら子供より先に寝ちゃったりして)ついついぞんざいにしがちですけど、外で働くお父さんにとっては幼い我が子とコミュニケーションをとれる少ないチャンスのひとつですから、ちゃんと気合入れてやったほうがいいかと思ってます。思ってますって、みんな大きくなってもうそんなチャンスないけど、ぼくの場合。

まぁ、気合入れてやったら喜んでもらえたっていう、ただそれだけのお話ですけど。