「平均寿命まで生きられない。50歳でサッパリと死ねばいいや。あと4年」
なんてことをいう同僚がいて、何なん何のアピールなん知らんわ勝手にせぇ、なんて思いまして。
逆に「平均寿命80歳まで生きるとして65歳で引退してから15年、趣味を楽しむんだー」なんてことをいう人がいます。
何か違和感あるんですよね。そこらへんをひとつ。
日本の平均寿命
日常会話で出てくる日本の平均寿命のイメージって大体80歳くらいですよね。細かく言うとどんなもんだろうと調べてみたら、男性が80.79歳 、女性が87.05歳だそうです(2015年)。
日本人の平均寿命はどれくらい?|公益財団法人 生命保険文化センター
大体イメージどおりですね。
80年も生きられれば、まぁ満足ですか。
人生を線で考えてみる
例えば、生まれてから死ぬまでの時間を1本の横線にしたとして、みなさん今現在どこくらいの位置にいるか考えてみて下さい。
「今40歳くらいだから半分くらいかなー」とか「20歳だからまだまだ先は長いな」とか考えたりしてませんか?
そう考えてる人は、あくまでも平均は平均だと考えるのを忘れています。
生まれて間もなく亡くなってしまう赤ちゃんもいれば、100歳過ぎて大往生する人もいます。その亡くなった歳をならしたのが平均寿命なわけですから、平均寿命が80歳だからって誰もがその歳まで生きられる保証なんてどこにもありません。
なので、この線には生まれるときの0歳以外は年齢の目盛は絶対に付きません。死んだ歳が一番右に入るだけです。
いつ死ぬの?今かも
人間、いつ死ぬかわかりません。今外に出たら車に轢かれてペッチャンコになるかも知れない、ビルの看板が落ちてきて脳天直撃するかも知れません。
まだ先があると思っていた人生が終わるのは今かも!
だとしたら「今、人生このくらいかなー。残った時間はあれやってこれやって楽しむんだー」のあれこれやそれこれを楽しむことが一瞬で出来なくなる可能性があるということですね。
死は常に隣にいます。生まれた瞬間から。
だったらやりたいことはサッサとやる努力をしなきゃいけない。そうやって生きていくと人生が充実するのかもしれません。
ダラダラしてるヒマないよ!
ぼくの場合
なんてことを考えちゃったりしてるので、ぼくの場合ちょっと困ってます。なにかしようとすると何かとお金がかかっちゃう。
やりたいことが多すぎてお金が足りません!でもやらなければいけません!
だからぼくはフルコミで働いてるし、ここでもカネカネ言ってます。お金はやりたいことをやるための手段ですから、時間をかけたくないんです。次の瞬間生きてる保証はない、モタモタしてるヒマはホントにない。
最後に
平均寿命って聞くとフツーに生きてればそこまでは生きられそうって錯覚しがちだけど、違うよってことです。
まぁ、ぼくは死後の世界なんて信じてるわけじゃないし、だからやり残した後悔や無念なんてのはあり得ないのでそんなこと考えなくても別にいいんですけどね。
ただ、生と死は隣り合わせだって理解してたら生き方も変わるじゃない?なんてことを思うのです。
みなさんに、充実した人生を!!!