ちょっとネットをフラフラ彷徨ってあちこちを覗いて遊んでたら、スクウェアエニックスの新作『ファイナルファンタジーXV』について、こんなのがありまして。
→【悲報】FF15 見えない壁だらけwwwwwしかも壁にぶつかるとゲームオーバーwwwww:ふぇー速
なんだか昔のゲームみたいにアチコチに見えない壁があって不自由だし、それどころかゲームオーバーになっちゃうこともあるとかいう話。
見えない壁だって!?
上記ページには、動画へのリンクも2つ貼ってあるんですけど。
→Imgur: The most awesome images on the Internet
なんか高速道路みたいなところから飛び降りようとしても飛び降りできない様子が映ってますね。これじゃあ道路に沿って進んでいくしかなさそうです。
→Imgur: The most awesome images on the Internet
ん?これは壁に当たっちゃってるのかな?そして…ゲームオーバー!?
そしてこんな引用もあります。
外国人曰く本作の死亡理由
飛行機事故10:オープンの強敵2:ストーリー0
ストーリーの戦闘はほぼイベント戦でまず死なない仕様になっているとのこと
それよりオープンやりこみ中に飛行機事故による完全リスタートに心折られると
しかも普通に飛んでても見えない壁に衝突してゲームオーバーも多々あると
飛ぶ前に必ずセーブしろだってさ
普通に飛んででも見えない壁に衝突してゲームオーバーとはなかなかきっつい(笑)。ていうか割合が10:2:0になってますがそれは…。ま、いっか。
『ファイナルファンタジーXV』ってオープンワールドって明言されてるんですか?だとしたらちょっといただけませんねこんなの。できないなら今まで通りお得意の路線でいけばよかったのにと思わずにはいられません。
でも、これがぼくの心になぜか引っかかりました。なんかこういうの昔あったような気がするぞ…。
スクウェア…見えない壁…それがゆえの不自由移動…。
思い出した!ブラスティーや!
クルーズチェイサー・ブラスティー
『クルーズチェイサー ブラスティー』(CRUISE CHASER BLASSTY)は、1986年4月26日(88版)にスクウェア(現・スクウェア・エニックス)より発売されたパソコン用のコンピュータRPG。PC-8800シリーズで最初に発売され、その後PC-9800シリーズ、X1で発売された。FM-7シリーズでも発売予定があったが中止になっている。
反物質で外部から閉鎖された階層宇宙を舞台としたSFロボットRPG。クルーズチェイサーと呼ばれる登場ロボットのデザインと、戦闘シーンのアニメーション作画を、日本サンライズが担当した。キャラクターの目の部分だけを書き換えて瞬きする程度で「アニメーション」として売りになっていた当時、画面の4分の1という広いサイズを全面的に書き換えてアニメーションをした。
「閉鎖された階層宇宙を舞台とした」…階層宇宙ってナニ?ってみなさんきっと思ったことでしょう。これがあってこその「見えない壁」なんですよ。
上記のように、このゲームはロボットが派手にアニメし、それを日本サンライズが手がけるということでガンダムっ子であるぼくらは発売前にはそりゃもう「うおおおおおおお!!!!」ってなってたんです。しかも舞台は宇宙だし「うおおおおおおお!!!!」ですよそれしかありませんよ大興奮ですよ!
しかし、そこは閉鎖された階層宇宙なのです。
「何者かの陰謀によって宇宙空間が反物質の壁で閉鎖されてしまった。」とストーリー付けられたその閉鎖宇宙は階層になっていて階段で昇降ができるんですよ。要するに目の前に広がるのは広い宇宙なんですけど、壁があって階段で昇り降りするんです。
つまりは、普通のウィザードリィみたいな3Dダンジョンですがな!
広い宇宙を見えない壁にぶつかりながらチマチマと彷徨うサンライズのロボットです、ええ。これ以上言いますまい。
スクウェア製のゲームで見えない壁っつったら『ブラスティー』やろ。これだけが言いたかったのです。
あ、ちなみにこの『クルーズチェイサー・ブラスティー』のゲームデザイナーはあの坂口博信さんで、シナリオライターは『聖剣伝説』シリーズでお馴染みすぎる田中弘道さんだったと思います。うろ覚えのやつ。
最後に
この記事は『ファイナルファンタジーXV』のとある噂から『ブラスティー』を思い出したってだけの話です。その噂の真偽はぼくにはわかりません。本当だったら「スクウェアらしいな」「ちょっと残念だな」と思いますけどね。