実は、この拙いブログの拙い記事が『ガジェット通信』さんから寄稿依頼をいただき、OK出したんですよ。で、先日掲載されました。
元の記事はこれです。
「世界で最も美しい顔100人」を掲載しているサイト『TC Candler』の正体 - コバろぐ
『ガジェット通信』への寄稿
『ガジェット通信』さんは、あらゆる情報を記事にしている、もはや老舗のサイトです。
(画像掲載元:ガジェット通信 GetNews)
ネット上に転がっている記事を積極的に寄稿というカタチで転載していることでも有名で、ぼくも以前は「あーあ寄稿依頼来ないかなー」なんてことを考えたりもしてました。以前といってもこの『コバろぐ』を始めるはるか前で、今はそんなでもないけど。
そしたらある日、その『ガジェット通信』さんからメールが来てたんですよね。寄稿という形で転載させて欲しいと。
結果としてはOKを出したわけですけども、その間少しだけ考えました。寄稿依頼を受けるか否か。
寄稿依頼に考えたこと
考えたことはもちろん、寄稿がこの『コバろぐ』にプラスになるのかどうか。マイナスなら寄稿転載する意味はまったくないですからね。
つまり、メリットとデメリット、を考えたわけです。
寄稿(転載)のデメリット
転載される、ということは、全文『ガジェット通信』に載っちゃうということです。これはつまり、まったくおんなじテキストのページが出来るわけで、いわゆる「重複コンテンツ」って問題が出てくるわけです。Googleさんがどっちかがパクりだと判断したらそれの順位を下げたりインデックスから外したりするんです。そして、この『コバろぐ』が『ガジェット通信』さんに対抗できるオーソリティを持っているとは思えませんので、こっちがパクったと思われる可能性も低くありません。マズい。
また、そうじゃなくても単純に『ガジェット通信』さんのほうがメディアとして大きいですから、元記事への検索流入は普通に減ると考えていいでしょう。
そして、記事がトラブルに見舞われた場合、対応が遅れてしまうことも考えました。その場合、『ガジェット通信』のほうで修正の依頼とかは聞いてくれるようですけども、どうしても時間が必要になってしまうことになるでしょう。
寄稿(転載)のメリット
どうもデメリットがかなりデカいのでやめたほうがいいんじゃないかという感じがしたのですが、実際に転載している記事も未だに多くあるのも事実。
で、あるならばデメリットを上回るメリットも必ずあるに違いないと思い、考えてみました。
まずは、被リンクですよね。実際、今回OKを出した理由の第一はこれです。つまり、高オーソリティのサイトである『ガジェット通信』からリンクが得られるので、この『コバろぐ』の検索エンジンからの評価は上がることになるんです、きっと。上がるでしょう。上がって欲しいな。上がらないと困るぞ。
そして、この『コバろぐ』の存在を今まで以上に知らせることができるのもいいでしょう。別に目立ちたいわけじゃないですけど、いつも書いてるようにPVとそれに伴う収益は多ければ多いほどいいですから、知名度を上げることも大切なんです。
あとは、『ガジェット通信』に載りたいと思ってた夢(昔の、色褪せた、忘れてた夢ですけど)が叶うこともメリットのひとつでしょうか。まぁ、記念になりますよね。
要はまとめると、このブログに箔が付くってことだけがメリットですね。それだけだけど、大事。
『ガジェット通信』に寄稿した結果
さて、以上のメリットとデメリットを考えて最後にはOKを出して実際に転載されたわけですが、実際PVはどうなったのか。気になる人は多いでしょうから書いておきます。
結果から書くと、PVは微増ってカンジです。
『SmartNews(スマニュー)』や『Gigazine』みたいにリストにリンクが載ってたらどんどん流入はあるんですけども、『ガジェット通信』の場合は全文がそこに載ってるわけですからね、わざわざそこから元記事まで来る必要はないわけです。
しかも、『ガジェット通信』からの流入はTwitterからが主です。ガジェット通信のページからはほとんど来ない。でも、『ガジェット通信』をそのまま転載しているlivedoorNewsからの流入は割とありましたね。ちょっとまって『ガジェット通信』を転載してるってことは同じテキストのサイトがさらに1個増えてるってこと?ちょっと嫌ですね…。
それにしても、もっと流入が増えてウハウハウハハ出来るかと思ってたんですけど、甘くないですね。直後の結果としてはこんなカンジです。
あとは、長期的に見てどうなるか、ですね。ホントに評価は上がるのかはたまたパクり疑惑で飛ばされちゃうのか、何か特筆すべき変化が出たらご報告させていただくことにしましょう。特に何もないだろうけど。
最後に
とにかく、今回はホントに記念の意味で良かったです。掲載していただいた『ガジェット通信』さんには感謝しかありません。
ただ、ひとつだけ書いておきたいのは、今回はたまたま転載しても大丈夫かなと思われた記事への依頼だったということです。もし、自分で育ててる記事や育てたい記事に依頼がきたら考えることなく断っていたと思います。
デメリットの部分は決して忘れてはいけない。みなさんも、もし『ガジェット通信』さんから寄稿依頼が来たらよーく考えてくださいな。