転職考えてますってこないだ書いたんですけど。
ぼくの性分として、考えたらもうそっちに頭がいっちゃうので、今はもう「今の仕事やめよう」ってなってます。今の仕事は営業ですから、そうなるともう新しい仕事はいらないわけで、今は時間を持て余してる状態。個人事業主としてやってるから引き継ぎとかもないし。
つまり、ヒマ。この年の瀬に。
『タイミー』って便利だな
そこでちょっとバイトでもしてみようかと思い立ち、「今はなんかスキマバイトとか何とかがあるんでしょ。すごいね日雇いですらないんでしょ」とその草分け最大手と言っていいのかなんかしらないけど『タイミー』を使ってみました。
すごいねこれ。
アプリをスマホに入れて起動したらもう仕事がズラズラ出てきました。「現在地に近い順」とかでソートできるから近所のバイトもすぐわかります。
「履歴書とかどうすんだ?」とか思ってたんですけどいらないんですね、これ。会員登録の情報と顔写真だけでもう仕事に申し込める。面接とかももちろんない。
すごっ。こわっ。
そして、応募から何からすべてアプリで完結するみたい。
やばっ。
『タイミー』というブランドで募集するほうは信頼してるんでしょうね。ここまでのシステムを構築してそれを社会に認知させたのは、割とすごいことだと思います。すごいなタイミー!タイミーが最初かどうか知らんけど。
タイミーおじさんになってみた
で、ぼくの住んでるところは近くに工業団地があって倉庫やら工場やらが多数あるので、『タイミー』で見てみるとそこの仕事が多かったですね。
その中のひとつでちょっと働いてみました。
仕事を選んで応募するといくつか確認事項が表示され「次へ」のボタンをポンポン押していくと「応募完了!行ってらっしゃい!」とか出てきて「え?これでいいの?」と拍子抜け。
現地につくともう「タイミーの方はこちら」とか案内看板がすでにあってそこにQRコードがあってそれをアプリで読み込むと出社完了。「初めてですけど」と告げたらどうすればいいか教えてくれてそのまま作業へ。
作業が終わったらまたアプリでQRコードを読み込んで仕事終わり。銀行口座を登録しておけばもうこの段階でボタンひとつで振込されます。
なんだこれ。ほとんど人とコミュニケーション取らないで仕事できるぞ。なんだこれ。
お手軽にスキマバイトできるって、お手軽すぎるだろ。
ちょっとしたカルチャーショックがありましたとさ。
最後に
おそらく、どこの職場に行ってもこんなカンジなんでしょう。作業マシンとなって人と絡むことなく給料をもらえる、みたいな。
もう一回書くけど、ここまでのシステムを構築して社会に認知させたのはスゴいことだと思う。
ただ、やっぱそういうシステムで働いてる人たちって、いっしょに働いた人を見ててもやっぱそういう人たちが多いので、人と関わることが苦手な人が苦手なまんま作業マシンと化すこのシステムは、ちょっと危ういとは思いますね。まぁ、世の中みんなそんなカンジに推移してるので仕方ないことですけども、日本だけがこんな状態となったときがヤバいかも、なんてしょうもないことも考えてしまいました。
まぁ、便利なモンは便利に使えばいいんですけど。ぼくもまた別のところでタイミーおじさんになってきます。
