2018年4月18日に行われたメットライフドームで行われた埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズの試合は、もしかしたらライオンズファンの語り草になるかもしれない試合でしたね。
なんたって、8点差を8回9回でひっくり返してサヨナラですからね!
ミラクル大逆転
先発はライオンズがカスティーヨ、ファイターズが高梨。この2人がしっかり投げて締まった試合でした。
しかし、カスティーヨが1失点で抑えてたものの100球を超えて降板すると、あれよあれよとライオンズ救援陣が打ち込まれ8回表を終わった段階で0対8。
ライオンズの完全なる負け試合の様相でしたが8回裏、ライオンズが猛反撃。
1アウト満塁から4番山川、5番森が押し出しの四球を選び、6番外崎、7番栗山がタイムリー、さらに9番金子のセカンドゴロの間に1点を加え計7点、1点差として攻撃を終えます。
9回表は0点に抑え、迎えた9回の攻撃。
2番源田、3番浅村の連続安打のあと4番山川が四球を選びフルベース、そして森がサヨナラタイムリーツーベース!
(画像掲載元:http://www.sanspo.com/baseball/photos/20180418/lio18041823090006-p2.html)
もうスゴすぎ。
お祭り騒ぎ(ウチが)
何度か書いてますけども、ウチは長男がライオンズファンです。その影響でぼくもライオンズをウォッチするようになり、野球にあんまり興味がないカミさんと次男と娘もほんのりライオンズファンっぽくなっています。
で、ぼくが家にいるときはシーズン中はテレビで野球観戦するのが常でみんなからブーイングを受けてたりするんですけど、今日ばっかりはライオンズの猛攻を見るにつけみんなが釘付けになってました。カスティーヨが降板して救援陣がボコボコに打たれだしたとき、長男と「今日はもうダメだな」なんて言ってたんですけどね。
しかし、8回に山川選手が押し出しを選んで1点返したときに「これはもしかしたら…。しかしまさかね…」と思いはじめ、栗山選手の技ありタイムリーで「こりゃイケるぞ」なんて思ってはいましたが、本当に勝つとは!
もう森選手がバキーンと打ったときはみんなで「ウオーーーーーーー!!!!」なんて叫びました(近所迷惑)
ライオンズの弱点
しかし、この試合は埼玉西武ライオンズの弱点をさらけ出す試合でもありました。ええ、もう冷静ですよ(笑)
打線はすごい、ソフトバンクホークスに引けを取らないどころか上を行っているかもしれない。先発ローテーションも菊池雄星を中心に整ってきた。
ただ、中継ぎが弱い。粒は揃ってるとは思いますが、先発が崩れたときに不安がデカいんです。そして、ここが整ってこないと優勝はおぼつきません。
優勝だけに邁進するなら、ダブついている野手陣からまだ働ける他球団に需要のあるベテラン(誰だ?)を放出して中継ぎ投手を充実させるトレードをするしかないかなぁ…。牧田投手の抜けた穴は大きすぎるのです…。
試合後にそんな話を長男としていたらカミさんから「何でこんな劇的勝利の喜びに水を差すのか」と言われちゃいました。
ふふふ、それが野球ファンなのよ(めんどくさい)
最後に
いやしかし、8点差をつけても油断ならないと他球団(特にホークス)に意識させることができたことも大きい。10年ぶりの優勝、あるかもよ!?
しかし、打線はミズモノです。リリーフ陣にもっと頑張ってもらわないと大きな連敗もあり得るんだよなぁ、期待はするけど(また水を差す)