埼玉西武ライオンズの山川穂高選手がFAを宣言しました。
西武は山川穂高内野手（31）が、今オフに取得した国内フリーエージェント（FA）権を行使したと発表した。申請期限最終日となったこの日、申請書類を球団に提出した。
ああやっとか、という気持ちです。
山川穂高が揺れた2023年
山川穂高といえば、みなさんご承知のとおり女性問題の不祥事がありました。そのお陰で出場は17試合にとどまり、世間には叩かれ、散々だったことでしょう。
ぼくも心配はしてました。2017年8月2日、3打席連続ホームランを目の当たりにして覚醒を確信して以来、山川選手のファンでしたから。
ああそれなのにそれなのに、何をやらかしてくれたんだ山川穂高。くだらないことで出場できなくなりやがって。
しかし結果は不起訴処分、ホントだったら野球再開しても問題ない身分になりましたが世間は叩く相手を見つけてバカみたいに騒ぎ、球団もそれを考慮して試合には出られませんでしたね。昔だったらヒールに徹してゲームに出ることもできたんでしょうけど、今はそうはいきませんかやっぱり。
ちなみにぼく個人的には試合に出せとは思ってましたよ。やったことはどうかと思うけどホントのところは分からないし、そんなもん野球には関係ないですしね。
山川穂高はどこ行くの
おそらく、山川選手は残留して禊をしながら野球するという選択も考えてたでしょう。しかし球団が彼が求める金額を出すとは思えない。だったら高く買ってくれる球団に行きたくなるのは当たり前。プロ野球選手は個人事業主、まず考えるべきはカネですから。世間の批判や自分の禊なんて考えてたらメシが食えませんし、彼のFA宣言は当たり前のことで外野がヤイヤイ言うことではありません。
さてしかし、そうなったらどのチームに入団するのかファンとしては気になります。
記事によると本格調査に乗り出したのは「ソフトバンクら」。「ら」ってなんだ「ら」って。やっぱ既定路線のホークスなんでしょうかねぇ。
山川穂高を獲得することは球団としてもリスクがありますから、世間の批判にもビクともしない親会社の球団じゃないとだめでしょう。だとするとソフトバンク、読売、中日、あたりでしょうか。
来年のライオンズはどうなるの
そしてライオンズファンとしてはチームのほうも気になります。山川穂高選手が抜けたあと、ということですが。
しかしまぁこれは今季と変わらないところ。なんせ、山川抜きで戦い抜いてきたんですから。若手をとっかえひっかえ使いまくり、ある程度計算できる投手が揃っていたもののとにかく打てずに負け続けた2023年、苦しかったですね。
ということで、今年経験を積んだ若い打者のさらなる奮起が求められます。それがなければライオンズのAクラス復活の道もありません。
長谷川、岸、蛭間、若林、渡部、平沼、山野辺。彼らあたりの2人くらいがレギュラーを掴むくらいになれば、来年ファンは楽しくなるでしょうね。
最後に
そんなわけで、さらば山川穂高。今までありがとう。どこへ行っても頑張って。
ライオンズは来年こそトホホにならないように頑張ろう。
