面積や体積を表すときに、まぁよく使われますよね「東京ドーム〇個分」。
もはや日本の面積、体積の単位です。
しかし、「東京ドーム〇個分でーす!」と伝えられたところで、デカいのはわかりますが具体的にはどんなものかはサッパリわかりません。一体、その東京ドーム一個分ってどのくらいなんでしょうか。
(画像掲載元:東京ドーム - Wikipedia)
東京ドーム一個分
「東京ドーム一個分」というと、一般的にはグラウンド内ではなく、グラウンドやスタンドをすべてを含めた外側、つまり外から見た大きさのことです。
その「東京ドーム一個分」の広さおよび容量は、以下のとおり。
- 広さ:46755㎡
- 容量:124万㎥
やっぱデカいですね。
まぁしかし、例えば「東京ドーム10個分」とか数字が大きくなっちゃうとどれくらいなのかさっぱり分からないままですが。
ちなみに、Googleで「東京ドームは何リットル」と検索すると数式が表示されるので、もしかして世界的に認識されてるのかもしれません。
なぜ東京ドームが単位になったのか
しかし、なぜ東京ドームが面積や体積の単位となったのでしょうか。調べてみると、「大体の日本人が知ってるデカい建築物だから」という身も蓋もない理由でした。
「東京ドーム」が、主にマスメディアにおいて、日本における著名な建築物であり、ある種の常識的な建築物の地位を築いており、東京人に限らず広く日本人に知れ渡っている建築物である、とされているため。
じゃあ何で東京ドームなのか、ということはよくわかりません。しかしプロ野球チームの本拠地となっているところでは、地元本拠地が単位として用いられる例はあるみたいですね。北海道なら「札幌ドーム何個分」とか。まぁ札幌ドームはもうファイターズの本拠地ではないですが。ともかく、そういうことです。
ちなみに、東京ドームが出来る前は、その前に読売ジャイアンツの本拠地球場だった後楽園球場が単位として用いられていたらしいです。そして、昔は霞が関ビルや丸の内ビルなどが体積の換算単位として用いられていました。これは何か聞いた記憶があります。
さらにちなみに、今でも高さなら東京スカイツリーや東京タワー、そして富士山などが用いられたりしてますね。
最後に
というわけで、東京ドーム1個分の広さは46755㎡(大体14143坪ですね)、東京ドーム1杯分の容量は124万㎥です。
いつか使うときが来るかもしれませんので、覚えておきましょう。