セガトイズが、セガのアーケード筐体『アストロシティ』を1/6サイズで再現した小型ゲーム機『アストロシティミニ』を12月に発売すると発表しました。
価格は12800円。
(画像掲載元:アストロシティミニ | セガ)
『アストロシティミニ』とは
『アストロシティ』はセガが1993年に市場に投入したゲーム筐体です。
それまでは板金加工で出来上がっていたアーケードゲーム筐体でしたが、『アストロシティ』は樹脂製の筐体で軽量化に成功し、全国のゲームセンターにおよそ50000台が導入されたそうです。
ぼくらの世代にとっては、『バーチャファイター』の衝撃とともに現れた筐体なので覚えている人も多いんじゃないでしょうか。
今回、セガグループ設立60周年プロジェクトのひとつとして発表された『アストロシティミニ』は、その『アストロシティ』のミニチュア版です。当たり前ですけど。
『アストロシティ』と同じく樹脂で制作され、操作ボタンも素材と設計を忠実に再現、イルミネーションまで光るということで、本当にそのまんま小さくなったカンジです。
これはなかなか素晴らしいですぞ。
『アストロシティミニ』の収録タイトル
しかし、いかにハードが手のひらサイズになったとて、収録されるゲームがダメダメなら誰も買わないわけで、気になるのはそのラインナップですよね。
今回のアナウンスで発表された収録タイトルは36本中10本で。
『バーチャファイター』、『ファンタジーゾーン』、『ゴールデンアックス』、『ゴールデンアックス デスアダーの復讐』、『エイリアンストーム』、『エイリアンシンドロム』、『コラムスⅡ』、『タントアール』、『ダークエッジ』、『獣王記』がその10本なのですが、まだ1/3以下なのにすごい充実っぷりですクラクラします。
しかし、まだ26本も入ってくる。これはワクワクしますねぇ。
『アストロシティ』に収録して欲しいタイトル
で、やっぱり残り26本のうち「是非これは入れて欲しい!」というのが出てくるわけですが。
ぼくの場合、実はそんなにゲーセンでゲームをやることは少なくって(パソコンメインでたまにファミコン。その前はセガSC3000)、筐体に100円玉積んで遊んでたのは数タイトルしかなく、さらにその中でセガのゲーム となると、また強烈に遊びたくなっちゃってるのは2本だけです。
その2本とは『フリッキー』と『テディーボーイ・ブルース』。
フリッキー
『フリッキー』は、親鳥であるフリッキーを操作し、ネコやトカゲを避けながらヒヨコを集めて家に帰すゲームです。
重力と慣性が効いた挙動で操作にクセがあり難しいアクションゲームとなっていますが、その操作のクセになぜか病みつきになったのを覚えています。
テディーボーイ・ブルース
『テディーボーイ・ブルース』はマシンガンを持ったテディーボーイを操って「ひょうきん軍団」を退治するアクションゲーム。
作中に主人公を応援してくれるヨーコというキャラクタがいますが、これは当時このゲームの主題歌『テディーボーイ・ブルース』でデビューしたアイドル石野陽子さんです。現在のいしのようこさんですね。
最後に
ただ、この2本は『メガドライブミニ』に収録されている『ゲームのかんづめ お徳用』で遊べるんですよね。収録するには登場年も古すぎるかもしれないし、期待はできないかもしれませんね…。
ともあれ、『アストロシティミニ』にどのゲームが収録されるのか、注目していきましょう。