HUP GamesがリリースしたアクションRPG『ファイナルソード』、その珍ゲーっぷりが話題となり、Twitterのトレンドにも入っていました。iOSとAndroidでは2019年から配信されていたのですが、このたびニンテンドースイッチ版がリリースされてみんなが「なんだこりゃ!?」となった結果です。
しかし、現在ニンテンドースイッチ版は配信を停止しています。今みたらAndroid版も無くなってるかもしれない…。
iOS版はまだ配信されており、せっかくなのでダウンロードして遊んでみました。
ファイナルソード (MobileEdition)
HUP Games Inc.¥860posted withアプリーチ
『ファイナルソード』とは何だ?
ぼくはこのゲームを知らなかったんですが、ニンテンドースイッチ版の登場によりTwitterで話題になって目に入るようになり、例にもれず「なんだこりゃ?」と思ったわけです。初めてみたのは「動く床に乗ったら床だけ動いて落下してゲームオーバー」というプレイ動画で、思わず爆笑してしまいました。
なにこれ?と思って調べてみると、他にも後ろ向きに逃げる敵や攻撃力をアップさせる防御スペルなんてのもあって、「何ですかこれは非常に遊んでみたい」となった次第です。
しかしそのうちに「BGMを『ゼルダの伝説』からパクってる!?」なんて不穏なコメントも散見されるようになり、結果ニンテンドースイッチ版は配信停止となったのですが、そうなると余計に遊んでみたくなっちゃってiOS版があることを知り、さっそくインストールしてみたというわけです。
『ファイナルソード』を遊んでみた
で、さっそく遊んでみたんですが、なんと言うか、噂に違わぬと言うか、「何だよこれ…」ってカンジです。
まずそのグラフィックに驚きました。何だろう、初代プレイステーションってこんなだったかな?という感じ。
粗いポリゴンで無理矢理作った3D空間、無表情な顔のテクスチャ、話すまでまったく動かないNPC、小さい当たり判定、チープなレベルアップ演出など、「懐かしさいっぱい」と思わずにはいられません。2世代3世代くらい前のフラッシュゲームみたいだな…。
BGMについては、確かに「おおー『ゼルダ』…」って感じで「いいのか、これ…」と心配になっちゃいますね。
現在はとりあえず村で買える装備は全部買って、ある程度自由に歩けるようになったところ。最初のボス戦に挑みましたがボッコボコにやられました。操作がキツい。コントローラ必須かも。
しかし、ヒドい出来なのはプレイ開始時に病気の母親から「危ないことはするなよ」ってキツい口調で言われることからもわかりますが(全体的に翻訳は笑える)、それでもなんだか楽しく遊んじゃうんですよね。
ぼくの場合は、懐かしさが手伝ってそうなってる部分もあるんですけど、若い人はどうなんだろうか。
最後に
ニンテンドースイッチ版が消え、Android版も(おそらく)消えた今、遊ぶにはiOS版しかありません。しかしこれも近いうちにどうなるかわからない。遊んでみたい人は、ダウンロードしとくなら今のうちかもしれませんよ。
ただし、860円の価値があるかというと…、ないかも…。
ファイナルソード (MobileEdition)
HUP Games Inc.¥860posted withアプリーチ