どうも!コバヤシです。
今回は、ぼくがおそらく一番ハマったファミコンゲームのことを書きます。
『爆闘士パットンくん』がそれです。
『爆闘士パットンくん』って?
『爆闘士パットンくん』は、何だか奇抜なゲームばかりをリリースしていた印象のあるメーカー、ソフトプロがファミコンディスクシステム向けにリリースしたゲームです。
単純なゲームで、画面は1画面。そこに戦車が登場して撃ち合うという、シンプル・イズ・ベストを地でいくステキなゲームです。
見た目的にはナムコの『バトルシティ』を思い出せばいいかしら。
ただし、これをやっつけたら勝ち!という司令部みたいなモノはありません。あくまでも相手戦車をやっつけるのみです。
そのウリは、「ファミコン初の最大4人同時プレイ!」です。逆に、ひとりで遊んでも全然面白くなかったです。
どうやって4人でプレイすんの?
この『爆闘士パットンくん』は、ひとりで遊ぶと「クソゲー」といわれても仕方が無いほどに単調で緊張感がないのですが、4人対戦となると話が変わります。
なんせ、画面には4台の戦車。この中で最後まで生き残れば勝ち、という単純明快なルールですから、男の血がたぎるのです。
しかし、ファミコンにはコントローラが2つしかありません。あとひとつ、ファミコン本体前面のコネクタに市販のジョイスティックなりジョイカードを挿して遊んだ人は多いでしょう。あと一つは?どうやったの?って思っちゃいました?
実は、とあるコントローラにはコネクタが付いているものがあって、それを三つ目に使えばそこからもうひとつコントローラを接続できたんです。確かアスキースティックだったかな?うろ覚えですが。
さぁ、対戦!
さぁ、環境は整った!対戦だ!
(画像引用元:http://kay72234.blog14.fc2.com/blog-entry-153.html)
まずは戦車をカスタマイズ!
実はこのパットンくん、戦車のカスタマイズができます。
移動速度、旋回性能、射程距離、装甲強度の4項目に数値を振り分けてオリジナル性能の戦車を作り出し、戦場に赴きます。
ただし、極端に振り切らない限り、あまり変化は感じません…。
とにかく他の戦車を撃つのだ!
戦場に出たらやることはひとつ、敵戦車を撃ってバラバラにすることです。
マップによっては侵入できない水やら弾の方向を変えるテーブルやらがあって面白い。
見事、弾が戦車に命中したら破壊されます。やった!撃退!……ではないんです。
うぎゃ~!
戦車が壊れると、人間が中から出てきます。この人間を撃ったら「うぎゃ~!」という文字とともに死んじゃいます。
なので、もしそれが自分なら、必死に逃げましょう。ピストルはもってますが戦車にはかないません。ただし、複数の人間がいたら人間同士の撃ちあいが楽しめます。
逃げ回って一定時間経つと輸送機が戦車にパラシュートをつけて落としてくれますので、それに乗り込んで戦場に復帰です。ただし、人間が複数いる場合は戦車の取り合い。イス取りゲームのように誰よりも早く戦車に座らなければなりません。
生き返りシステム
あわれ撃たれた人間のむくろは戦場に残ります。これに弾が6発当てられると、なんとその人間は復活します。
また戦車を待ちながら逃げ惑うことができるようになるのです。
動画
調べてみると、結構な数のプレイ動画がありました、これで雰囲気をつかんでください。
おおう、ツインファミコン…。
ぼくとパットンくん
ぼくはずっとこれをひとり、もしくはたまーにふたりで友達と遊んでたんです。あぁ、せっかくだから4人で遊びたいナーと思いつつ。
そしてあるとき情報を聞いたんです。ある友達がアスキースティック(うろ覚え)を持っているという情報を。
そしてそいつを家に呼んで含めた3人を呼んで念願のパットンくん4人対戦!
これがむっちゃ楽しかった。全部の画面を把握しないと思わぬところから弾が飛んでくる!ふたりだと味わえなかった白兵戦!すべてが面白すぎました。
集めたメンバーはぼくとゲームの嗜好が同じヤツばっかりなので、それからいっつも集合してはパットンくんで対戦してましたね。
またやりたいなー。
最後に
ファミコンディスクシステムの隠れた名作『爆闘士パットンくん』、いかがでしたか。ググるといろんな情報が出てくるので、ハマってた人多いのかもしれませんね。
アナタも戦車から逃げ回ってましたか?
ぼくは同じ4人対戦なら『ボンバーマン』より好きなんですよ!
ではまた。