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「猪木ボンバイエ」の「ボンバイエ」って何?

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猪木ボンバイエ。プロレスラー、アントニオ猪木さんが入場するときに使ってますね。

ぼくは別にプロレスファンってわけではありませんが、この曲は知っています。聴くと何だかテンションが上がって動きたくなります。

みなさんも知ってるでしょう聴いたことあるでしょう。そして、テンション上がるでしょう。

でも、この「ボンバイエ」って何?

「BOMBER YEAH」ではなく「BOM BA YE」

さて、この「ボンバイエ」って何なのって話なんですが、正直に言うと、ぼくはずっと「BOMBER YEAH!」だと思ってたんですよね。「爆発だ~イェイ~!」みたいなニュアンスで。でもよく見ると「BOM-BA-YE」となってるじゃないですか。英語じゃないのか…。

じゃあなおさら「ボンバイエ」って何でしょう。

実はこれ、コンゴ共和国のリンガラ語なんだそうで、意味は「やっちまえ!」「ブッ殺せ!」みたいな物騒な意味らしいです。

おっそろしい言葉ですが、プロレスラーであるアントニオ猪木さんのテーマとしては有りです。

アントニオ猪木がモハメド・アリからもらった「ボンバイエ」

1976年に「格闘技世界一決定戦」としてモハメド・アリさんとアントニオ猪木さんの対戦が日本武道館にて行われましたが、その際にアリさんがテーマソングにしていたのが『炎のファイター』、通称『アリ・ボンバイエ』でした。

ちなみにこの『炎のファイター/アリ・ボンバイエ』は、モハメド・アリがジョージ・フォアマンとコンゴのキンシャサで対戦したときに「ボンバイエ!ボンバイエ!」と民衆がアリを応援したその声援に曲をつけた物らしいです。ホンマかしら。

そして、「格闘技世界一決定戦」のときにモハメド・アリさんが猪木さんに記念品として『アリ・ボンバイエ』を贈り、それから猪木さんが使用するようになったとのこと。

記念品として贈るってどういうことかよくわかりませんが、「使っていいよ」って言ったってことでしょうか。

とにかくそれ以後、アントニオ猪木さんの『炎のファイター/猪木ボンバイエ』は超有名になりましたね。

最後に

ちなみに、元々の『アリ・ボンバイエ』の曲の元ネタは『Fly Me to the Moon』だって話もあって、なかなか面白かったりします。『Fly Me to the Moon』はエヴァンゲリオンで宇多田ヒカルが歌ってるやつですね。

まぁ、しかしここでは「ボンバイエ!」が「やっちまえ!」だということだけ覚えて帰っていただければ。

それでは、ボンバイエ!