随分と人気のようですね、映画『シン・ウルトラマン』。
ウルトラマンで育ってきた世代の一員としては是非とも観てみたいところですが、見に行けるかどうかわかりませんね。
そんなわけで色々と情報だけ漁ってたりするんですが、ひとつ気になることが。
その主題歌が、米津玄師さんの『M八七』という歌なんですが、「なんで87なん?78ちゃうん?」と思っちゃうんです。
M78星雲とM八七
なぜならば、ウルトラマンといえばM78星雲だからです。
M78星雲は、『ウルトラマン』シリーズに登場する架空の星雲で、ウルトラマンたちの故郷です。『ウルトラマン』の第一話で、マンが「M78星雲の出身ですっ」って自己紹介するので間違いありません。
だから、ウルトラマンの主題歌ならば『M八七』じゃなくて『M七八』にすべきじゃないの?と思っちゃうのです。
もしかして米津さん間違えた?とさえ思ってしまいます。もうちゃんとしてよね!?
『M八七』のわけ
しかしどうやら米津さんは間違えたワケではない模様。そりゃそうだ。間違えてるなら庵野監督もオッケー出さないでしょう。
実は、ウルトラマンの故郷は実在するおとめ座の楕円銀河M87をモデルとしたM87星雲という設定だったそうです。これが、台本の誤植で「M78星雲」になり、そのまま進んじゃったという通説があるとのこと。
へぇ、元々は87だったんだ。
そういえば、ウルトラ警備隊隊長でウルトラ兄弟の長男ゾフィーの必殺技はM87光線だったなぁ。なるほどそういうことか。
とはいえ、ホントのところは分かりません。
もともと庵野監督の原案へのリスペクトがあってそうなったのか、米津さんがもしかしたら自分がハチとして活動していたから八を前に持ってきたのか、もしくはその両方なのか、どっちでもなく他に別の意味があるのか。
それを知るのは庵野監督と米津玄師さんのみ。
しかし、米津さんの若さでは「M78星雲」という単語も知らなかったかもしれないな。だとしたら、庵野監督のリクエストかな?
真相はわかりませんが、なんだか勝手に意味深に思えてきちゃいますね。
とか言って、どっかでしゃべってたりして。知らんけど。
最後に
なぜ『M八七』なのか。
いずれ庵野監督と米津さんの口から語られる日がくるかもしれません。
その日までは、オッサンは「78なんだけどなぁ…???」とモヤモヤするしかありません。
ていうか、もしかして映画を見たらわかるとか、そんなんですかね?