もうすぐ次男の公立高校受験です。
ところが、もうすぐだっていうのに、次男が実力的にちょっと背伸びした高校に行きたいと言い出したんです。
カミさんから「何とか言って」と言われて話をしてみました。
次男の行きたい高校
次男の実力なら、フツーに近所の高校(長男が通ってるとこ)だったらハッキリ言ってもう何もしなくても余裕で受かります。
なのに次男は、自転車で1時間ほどかかる、隣のそのまた隣の市の高校にどうしても行きたいと言うんです。理由は、割愛します。きっとみんな聞いたら「何だそれ」と言うようなことです。しかし次男はいたってマジメでした。
通学で1時間なんて、ぼくならそんなとこ3年通うなんて考えただけでゾッとするけどなぁ。まぁ、行きたいんならしょうがない。
しかし!
直近の模試での判定では、合格する確率は30%とあります。
30ぱあせんとお?
これはキビシイ戦いになるぞ。
話し合ってみた
で、「何とか言って」とぼくに言ってきたカミさんは、何とか言いたいだけあって反対の立場。私立には受かっているものの、もしそこに行ったら経済的にかなり厳しくなるのは間違いないですから、当然だと思います。
そしてぼくはというと、「行きたい高校がある」ってことが理解できません。ここでも何度か書きましたが、ぼくは勉強しないですむように一番ランクの低い高校を選んでいた男です。だから余裕で受かる近所の高校でいいやん、としか思わないんですよね。そしてさらに、高校だって無理して行くことないとも思ってますから、チャレンジして失敗してもそれもまた次男の人生、としか思ってません。
しかしカミさんはそうはいかない。
「確実なところに行けばいい」「なんで今さら一か八かなことをやる」「だったら今までしっかり勉強してれば」などなど、何とか安全策に持っていこうとしています。その気持ちもわかる。
だから、「そんなめんどくさい挑戦やめて楽な方に行こうやー」とかしか言えないんですが、次男は「やだ」と言う。
次男はかなり頑固です。誰に似たんだ。ぼくか。こうなったらテコでも動きません。
提案してみた
さて困った。
とりあえず模試の結果を見てみる。志望校が一緒のやつらとの比較とか受かるためにはここを何とかしなきゃならないとか、結構色んなデータで実力が見て取れます。
それによると、次男は国語は問題ないレベルで理科と数学が弱すぎ。誰かに似ている。ぼくか。なんてこった、文系頭は遺伝するのか。それはともかく、理科と数学をこれからグーンと伸ばすのは不可能なのは間違いありません。カギを握るのは社会と英語でしょう。
で、合格するには5教科で5点づつ点を伸ばせ、みたいなことが書いてあります。国語は上限までいってる、理科と数学は伸ばすのはキツい。確認したら次男もキツいという。
ならば、と提案。
「社会と英語で25点アップ。できるか?」
「やる」
「そこまで頑張ってでも行きたいんやな?」
「うん」
「じゃあ、志望校を決定するギリギリの段階で、社会と英語のテストをする。お父さんが作った問題で満点取れれば志望校受けよう」
「ダメなら?」
「長男と同じ高校を受ける。私立はナシ。それだけの覚悟を持てるか?」
「やる」
「よし、頑張れ」
決定です。
どこの学校に行くことになろうが、こうやって自分と戦って勝負することはきっとのちのち彼のためになると思うんです。そう信じるしかないんです。ああ、受験生の親ってメンドくさい。
テストを作る
というわけで、テキトーに思いつきの提案をしたおかげで、ぼくは社会と英語のテストを作成しなければなりません。
とりあえず今、こんなやつ(次男が持ってた)をパラパラと見てます。
日本史なら入試の程度さえわかればサラサラと作れますが、社会って歴史だけじゃないのね、くそうめんどくさい!
英語だって、ぼくは公文の英語をコンプリートした実力の持ち主ですから高校入試レベルならわけはない。でもきっと、社会にもましてめんどくさいに違いない!
というわけで、誰か手伝ってー。誰かー。
最後に
ま、高校受験ってのは大抵の人にとって人生初のキツいイベントですから、できるだけのお手伝いはさせていただきましょう、と思ってますけどね。
でも、テストを作るとか、ちょっとはりきりすぎましたね。ええ、メンドくさいです。しかもそんなに時間はない。ひえー。