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若林と松原のトレードの意図を勝手に推測する

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2024年6月25日、埼玉西武ライオンズファンに衝撃が走りました。

若林楽人選手と読売ジャイアンツの松原聖弥選手のトレードが発表されたのです。

若林楽人 松原聖弥

ショックを受けるライオンズファン

このトレードについては、ライオンズファンは割と否定的です。否定したいあまり松原選手を下げることを言っている人もいました。それはアカン。

まぁ、若林選手って結構人気ありましたからね。

ぼくも最初「はぁ?何考えとんねん!」と思いましたよ正直。

これだけ低迷している場合、目指すべきトレードは今シーズンは捨てて主力を出して将来有望な若手を獲るものです。メジャーで期限ギリギリでよく見るあれです。低迷するチームのビックリするような主力と優勝を狙うチームの若手をトレードするやつ。

そういう観点では、若林選手はまだ伸びしろがあるセンスある選手ですし、年上のしかも似たようなタイプをトレードする利点がよく分かりません。

それで、ファンは怒ったわけですし、ぼくもそれはよく理解できます。若林選手を放出するのはいたし方ないとしても、です。

このトレードの意図?

しかし、もしライオンズがとんでもなくアホだったと仮定しても、何も考えずに足元を見られて言われるがまま成立させたとは考えられません。そこには必ず何か意図があるはずですし、利点があるはずなのです。だから、勝手に考えてみたいと思います。

松原聖弥のポテンシャル

まず、松原聖弥選手はいい選手です。

足があってパンチ力もある左打者、ぼくの好きなタイプです(もう少しミート力は欲しいですが)。高校のときにはベンチにも入らなかったのに大学ではベストナインになっている根性型ですし、今のライオンズの特に外野陣にはなかなか見られないガッツがあります。

松原選手が例えば1番にずっと座ってくれるようなら、打順の固定化も今よりは易くなるでしょうし、そうなると勝ち方も見えてくるはずです。

単純にいるメリットはかなり大きいです。獲得できるなら獲得しといて間違いない選手と言えるでしょう。

 

ドングリーズへの発破

それにしても若林選手を放出するのはどうなのか、と思うわけなんですけども、おそらく、ライオンズとしてはドングリーズの中から放出する選手を選出するのに意味があったと考えられます。

ドングリーズについては、こちら。

www.cobalog.com

なんか実力はあるのに1軍と2軍を行ったり来たりしていて、なんだかお互いに切磋琢磨するような感じもなく、もっと仲間を出し抜きレギュラーを獲るためにあらゆる手を使ってくれよ、と思わずにはいられない彼らに対して「ウカウカしてるとワシらも出されるんか」とショックを与える意図はあるのかな、と。

ライオンズは野球をする環境はいいと思うので、そこでこれからも野球をしたいならガンバレさもなくば若林のように…と暗に伝えたいんじゃないかな、と思ったりします。

最後に

いやまぁ分からんのですけどね。ぼくも若林選手のセンスに惚れて推しててショックだったので自分を納得させるために無理矢理ひねりだしました。

ここまで低迷しているライオンズを立て直すには短期的中期的長期的なテコ入れが必要で、今回のトレードは中期的展望に則ったものかな、とは思います。育成はどうしてももうひとつ若い蛭間長谷川あたりが中心になりそうですし。

いずれにせよ若林、こうなったらジャイアンツで覚醒してしまえ!

そして松原様、ようこそ!どうか、どうかライオンズをお救いください!