どうも!コバヤシです。
みんな今日も今日とて『ポケモンGO』ですかそうですか。
ところで、『ポケモンGO』の英語表記って見たことあるでしょう?
『PokémonGO』。
コレ見たとき、eの上の「チョン」が気になりませんか?これは一体何やねん、これは書かないとアカンのかい、とか思いますよね。
というわけで、今回はこの「チョン」について。

アキュート・アクセント
この「チョン」は「アキュート・アクセント」といいます。
アキュート・アクセント (´) は、鋭アクセントともいい、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、カタルーニャ語、イタリア語、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語、セルビア・クロアチア語(セルビア語のラテン文字表記・クロアチア語・ボスニア語)、ギリシャ語、アイルランド語、ウェールズ語、アイスランド語、ベトナム語、ハンガリー語、トルクメン語など、おもにラテン文字を用いる言語の表記に用いられるアクセント符号で、ダイアクリティカルマークの一種。
英語では基本、発音記号で強調する場所に付けられてたりしますが、表記する場合には発音を強調する場所や、発音の区別などに使われたりします。
大体文字の並びで発音は決まってますから、そうじゃないよ普通に読まないよ、というシルシですね。
『PokémonGO』の場合は、発音の区別のために付けられてると思われます。ていうか、『ポケモン』と読ませるためについてます。
「e」の読まれ方
通常の傾向
「e」は、単語の頭にくる場合は「エ」と読むことが多いです。「engine(エンジン)」「egg(エッグ)」「emotion(エモーション)」などなど。
ところが、頭以外の場所、特に一番最後にくると、「イ」とか「ウ」と発音することが多いですね。「take(テイク)」「safe(セイフ)」「cage(ケイジ)」「yankee(ヤンキー)」など。
『ポケモン』の場合
『PokémonGO』の場合、『PokemonGO』と表記すると、「e」が単語の頭にないので、英語圏の人は通常「エ」とは読んでくれません。おそらく「ポキモン」とか「ポクモン」とか読んじゃうでしょう。実際にはもっと間延びしたカンジで「ポーキモォン」とか言うと思われます。
ここでアキュート・アクセントが付いてると、「あ、普通に読むんじゃないんだな」とわかるわけです。
「ポケモン」と読んでもらうためにアキュート・アクセントが必要だということですね。
最後に
いや、別にこの表記を決めた人に聞いてきたわけではありませんが。英語表記の慣例として、アキュート・アクセントが付いてるのはこういうことでしょう、ということで書かせていただきました。
ではまた。