平成29年5月26日、神戸港でヒアリというアリが発見されました。日本にはいない種類のアリで、国内で発見されたのは初めてです。
その後、名古屋港でも見つかり、さらに7月4日には大阪港で見つかりましたが、大阪港で発見された個体の中には女王アリとみられる個体もあるということです。
大阪港でもヒアリ、初めて女王アリ?も…繁殖か : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
で、このヒアリ、たかがアリだとバカにしたもんじゃないようで。かなりヤバいらしい。ヤバい。
ヒアリって?
じゃあこのヒアリってどんなアリなんでしょう?
ヒアリ(学名・Solenopsis invicta、別名・アカヒアリ、火蟻)とは、南米大陸原産のハチ目(膜翅目)・アリ科・フタフシアリ亜科に分類されるアリの一種。世界の侵略的外来種ワースト100選定種であり、特定外来生物にも指定されている。毒性の強い近縁種であるアカカミアリよりも強力な猛毒の針をもち、刺されると火傷のような激しい痛みがあるばかりでなくアナフィラキシーショックを起こし、時に死に至るため殺人アリの異名もある。
なお、英語で単に“fire ant”(ヒアリ)と言う場合、トフシアリ属(英語版)のアリ全般を指すこともある。
引用元:ヒアリ - Wikipedia
あ、ちなみにアナフィラキシーショックについては以前ぼくの武勇伝とともに書きました。
スズメバチとの闘争の記録とアナフィラキシーショックについて - コバろぐ
はわわわ、おっかないな!
ヤバいヒアリ
アナフィラキシーショックにより死に至ることもあるのでヒアリに刺されたらマズい。ここまでは想定内というか、そうだろうな、とか思ってましたが、ヒアリのヤバさはこんなもんじゃないみたい。
他のヤバい虫、例えばスズメバチや他の刺す虫とかを考えると、彼らは防衛のために近づいたり触ったりすると刺してくる場合がほとんど(スズメバチなんかは攻撃性も高いけどね)です。しかし、ヒアリの場合は違います。
彼らは、捕食のために人間や野生生物や家畜に集団で襲い掛かってくるそうです。向こうから攻撃してくる!おっかねぇ!
また、アメリカでは下にできたコロニーによって建物が倒壊したり道路に穴があいたりしたこともあるらしいですし、コイツらが本気を出したら人類の現代文明をも滅ぼすことができるんじゃないでしょうか。
ハッ!今回日本に侵入してきたのはその先兵としてなのかも!?おっかねぇ!
最後に
ああ!おっかない!ヒアリおっかない!ヤバい!
見つけても触ったりしてはいけません。そんなときは環境省の地方環境事務所、保健所、警察に連絡してくださいいいい!