長男がWiiU本体と『スプラトゥーン』を購入しました。欲しいものを金を貯めて買うということができない(いつも貯まる前にいらんものを買う)彼が、我慢に我慢を重ね、お年玉で目標金額に達成して購入した努力の賜物です。
昨日書いたとおり、長男は熱を出してうなされてたので、今日は熱は引いてましたが大事をとって留守番させ、ぼくが買ってきてあげたんですよ。
そしたら、超元気になってさっそく遊んでましたよ。まぁ、日ごろ受験勉強頑張ってるし、正月くらいええわいな。
で、長男がプレイしてるのを傍から見ていたんですが、見てるとスゲー面白そうなんですよ。なので「ちょっと貸せ俺のほうがウマいから」とか、ファミコンのコントローラを奪う昔の友人のようなことを言いながらぼくも遊ばせてもらいました。
面白い。
見て、遊んで、面白いんですけども、それ以上になんか感心しちゃったんです。「このゲームは任天堂らしいゲームだなぁ」って。
今回はちょっとその辺のことを書かせていただこうと思いまして。
『スプラトゥーン』とは何ぞや?
『スプラトゥーン』は2015年5月28日に発売された、WiiU専用のアクションシューティングゲーム。インクを撃ち合って相手を攻撃したり、インクを壁や床に塗ることによって自分たちの「ナワバリ」を確保して勝利を目指します。
主人公は人間に変身できるイカ(逆かと思ってた)。イカ状態ではインクの中を高速で移動できたりします。
シンプルで遊びやすい!
『スプラトゥーン』がここまで人気になっているのは、ルールのシンプルさが一役買っているのは間違いないでしょう。4vs4のチーム戦で、ステージ上をインクで塗りあげ、3分後により多くのインクを塗りナワバリを確保したほうが勝ち、という勝敗が後ろで見ていてもわかりやすいんですね。
お子さんが遊んでいるのを後ろから見てると「面白そう、ていうか自分のほうがウマくできる」とか思っちゃいます。そして「ちょっと貸せ」となります。
そして、より多くインクを塗ったほうが勝ち、というシステムのおかげで、初心者が上級者の攻撃にさらされない端っこでインクを塗りまくってるだけでも勝利に貢献できたりします。これは大きいですよね。えてしてFPSやTPSはかつての格闘ゲームのように初心者が常に駆逐され上級者のみがプレイするという状態になりがちですから。それを回避したのは、本当に素晴らしい。「ゲームはおもちゃであり遊び」という任天堂の精神が活きてます。
子供を虜にして大人を安心させる世界観!
『スプラトゥーン』はアクションシューティングゲームです。通常、このジャンルは「戦争」や「戦闘」や「殺戮」を題材にし、銃や兵器を使って敵を撃ち殺すゲームだったりします。FPSの元祖『DOOM』なんかも正にそれで、そういったことを強調するために、敵キャラを撃ち殺したら血が飛び散ったりなんだりで、とてもじゃないけど小学生にプレイさせることができないような代物です。
そんなアクションシューティングを子供たちに遊べるようにするにはどうすればいいか、と考えたときに「インク」や「イカ」という要素が出てきたのではないでしょうか。最初はどうやらイカではなく、「白と黒の豆腐がインクを撃ち合うゲーム」だったらしいですけど。
とにかく、大人も安心して一緒に遊べちゃう世界です。
かつての任天堂のゲームのようなプレイ感覚!
まとめると、『スプラトゥーン』はシンプルで遊びやすいルールと、子供にも受け入れられやすい世界観で対戦できるゲームだということです。
そしてそれって、かつての任天堂のゲームの特徴ではなかったですか?
『マリオブラザーズ』から始まり、『デビルワールド』、『アイスクライマー』、『バルーンファイト』などファミコンでヒットした2人同時プレイ可能なゲームは、もちろん協力してクリアしていくプレイが基本かもしれませんが、よく対戦して遊んでいませんでしたか?その感覚は『マリオカート』などでも得ることができますし、『Wiiパーティ』などにも継承されています。
これらのゲームは、単純に勝負するのが楽しいし面白いんです。そして、『スプラトゥーン』はその集大成のような気がします。
実は『スプラトゥーン』は2人プレイも可能なのですが、そのためにはWiiUのゲームパッドがもうひとつ必要なんですよね。長男の予算ではそこまで手が回らなかったので、ぼくが近いうちにそれを買って子供たちと一緒に遊ぼうと思います。
思うように操作が出来ずイライラしちゃいそうですけどね。
↑訂正します!
GamePad を 2 つ用意しても2人でプレイすることはできないそうです。 Wii U Pro コントローラーか、クラシックコントローラー Pro とWii リモコンプラスがあれば、バトルドージョーというコンテンツであれば 2 人プレイ可能だとのこと。
下のコメント欄にてkeitanxkeitanさんが教えてくれました。ありがとうございます。
また、間違ったことを書いて申し訳ありません。